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マーベル株が月間11%超高、AI需要を追い風に業績見通しを大幅上方修正

半導体大手のマーベル・テクノロジー(NASDAQ: MRVL)が、人工知能(AI)向け半導体の力強い需要を背景に長期的な売上高見通しを大幅に引き上げた。これを受けて同社株は9月に入ってから11.7%急騰し、市場の注目を集めている。
AI需要が押し上げる成長予測
同社のマット・マーフィーCEOはCNBCのインタビューで、新たな業績見通しを明らかにした。それによると、2026年の売上高目標は従来の100億ドルから120億ドルへ、2027年は135億ドルから180億ドルへとそれぞれ引き上げられた。
特にAIインフラの根幹をなすデータセンター事業の成長が著しい。マーフィーCEOは、2023年に20億ドルだった同事業の売上高が、来年には150億ドルを超えるとの見通しを示した。同氏は、マーベルが特定のGPUプラットフォームに依存せず、あらゆる主要ハイパースケーラーと協業できる「AIコンピューティング市場のスイス」のような存在だと述べ、その中立的な立場を強調した。
株価は急騰、アナリストも高評価
Adこの強気な見通しを受け、マーベルの株価は水曜日に約4.3%上昇し、235.01ドル近辺で取引を終えた。年初来では160%以上の上昇を記録しており、時価総額は約2060億ドルに達している。
ウォール街のアナリストも迅速に反応している。Craig-Hallumは目標株価を300ドルに引き上げ、B. Rileyは「買い」の投資判断を維持しつつ目標株価を315ドルとした。市場のコンセンサス目標株価は平均で約296ドルとなっており、現在の株価から約26%の上値余地があることを示唆している。
半導体セクターへの追い風
マーベルの好調は、AIインフラ関連銘柄が市場を牽引している現状を浮き彫りにしている。同業のAMD(NASDAQ: AMD)も、シティ主催のカンファレンスでAI需要に関する見通しを再確認したことを受けて株価が上昇するなど、セクター全体でAIをテーマとした物色が続いている。投資家の関心は、AI技術の拡大から恩恵を受ける半導体および関連インフラ企業に集中している。