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レナー決算発表へ、EPSは35%減益予想、株価は52週安値圏で推移

米住宅建設大手レナー・コーポレーション (NYSE: LEN) は、9月16日の取引終了後に2026年度第3四半期決算を発表する。市場コンセンサスでは大幅な減益が見込まれており、株価が52週安値圏で推移する中、投資家の期待は低く、失望の余地は限定的とみられている。
大幅な減益予想
ウォール街のアナリストによる第3四半期のコンセンサス予想は以下の通り。
- 一株当たり利益 (EPS): 1.29ドル(前年同期の2.00ドルから35.5%減)
- 売上高: 83.1億ドル(前年同期の88.0億ドルから5.6%減)
- 粗利益率: 約16%(前年同期の約18%超から低下)
前年同期比では厳しい内容が予想される一方、前期比ではEPSが4%、売上高が5.2%増加する見込みで、緩やかな回復の兆しも見られる。なお、レナー自身が示した第3四半期のガイダンスでは、住宅引渡件数を20,500~21,500戸、平均販売価格を37万5000~38万ドル、粗利益率を約16%としていた。
市場の懸念材料と株価動向
Ad投資家が慎重になる背景には、過去4四半期連続でEPSが市場予想を下回っている実績がある。株価は直近で80.32ドルと、52週安値の76.63ドルからわずか4.9%高い水準にあり、市場の悲観的な見方を反映している。
高止まりする住宅価格と高水準の住宅ローン金利が、特に同社の主要顧客層である首次取得者の購入意欲を削いでいる。こうした需要の弱さと利益率への圧力を背景に、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴなど複数の金融機関が決算発表前にレナーの目標株価を引き下げている。
注目点と今後の見通し
今回の決算で最大の注目点は、会社側がガイダンスで示した16%の粗利益率を確保できるかどうかだ。これを下回る場合、株価へのさらなる下押し圧力となる可能性がある。また、2027年の需要を占う新規受注件数や、通期の引渡件数見通しも重要な判断材料となる。
市場の期待値が既に低いことから、予想通りの「十分に良い」決算内容であれば、株価は52週安値圏からの反発も考えられる。しかし、利益率などで再び市場を失望させる結果となれば、52週安値の76.63ドルを試す展開も視野に入る。