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韓国、株式取引時間を夜間まで延長へ 海外投資家誘致を強化

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ブルームバーグによると、韓国の主要証券取引所は、海外投資家の市場アクセスを拡大し、より多くの国際資本を誘致するため、月曜日から株式の取引時間を夜間まで延長する。
制度変更の概要
今回の変更により、韓国取引所での取引終了時刻は、現行の午後3時30分から午後8時へと大幅に延長される。これにより、欧州の投資家が自身の取引時間内に韓国市場へ参加しやすくなる。
- 対象: KOSPI(韓国総合株価指数)およびKOSDAQ(コスダック)に上場する約2,400銘柄。
- 取引: 時間外セッションでは空売りも許可される。
- 除外: 上場投資信託(ETF)は当面、対象外となる。
この動きは、韓国取引所が目指す24時間取引の実現に向けた一歩と位置づけられている。2027年末までには、取引時間前のプレマーケット取引の導入も計画されている。
市場への影響と課題
Ad時間延長の最大の課題は、特に機関投資家からの十分な流動性を確保できるかという点にある。サムスン電子やSKハイニックスといった主要銘柄であっても、夜間セッションの取引が薄い場合、海外の機関投資家は大規模な取引を躊躇する可能性がある。
流動性が低い市場では、取引コストが増加し、価格の変動が大きくなる傾向がある。また、為替ヘッジも懸念材料の一つだ。韓国の外国為替市場は24時間稼働しているが、取引が閑散な時間帯ではヘッジコストが割高になる可能性がある。
背景と市場動向
この制度変更は、今年に入り人工知能(AI)への期待から韓国株式市場が急騰したことを背景にしている。KOSPIは7月の高値から22%下落したものの、2026年通年では依然として64%の上昇を記録している。
韓国ではすでに、代替取引プラットフォームのネクストレード(Nextrade)が2025年3月から時間外取引を導入しており、数ヶ月で市場シェアの約3分の1を獲得した実績がある。ただし、その取引の8割以上は個人投資家によるものだった。今回の韓国取引所の取り組みは、これに続く形で機関投資家の参加を促せるかが焦点となる。