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インテル決算発表へ、AI主導の株価上昇の持続性を占う

Summary
インテルが木曜日に発表する決算は、AI需要と事業再建への期待から年初来で約3倍に高騰した同社株価の妥当性を試すものとなる。データセンター部門の成長とファウンドリ事業の新規顧客獲得が焦点となる。
米半導体大手インテルが木曜日に発表する第2四半期決算は、同社の株価を年初来で約3倍に押し上げたAI(人工知能)主導のラリーが、確かなファンダメンタルズに裏付けられているかを試す重要な試金石となる。投資家は、事業再建への期待とAI関連需要の拡大が実際の業績にどう反映されるかを注視している。
## AIブームを追い風に市場予想は強気
AIエージェントの処理能力を支えるCPU(中央演算処理装置)への需要回復を背景に、アナリストは同社が過去約6年間で最も速い四半期収益の伸びを記録すると予想している。LSEGがまとめたデータによると、市場コンセンサスは以下の通り。
- 第2四半期売上高: 144億2000万ドル(前年同期比12.1%増)
- 調整後1株当たり利益: 21セント
- データセンター・AI部門の売上高: 53億7000万ドル(同36.4%増)
一方で、調整後の粗利益率は38.8%にとどまる見通しだ。TD Cowenのアナリストは、ファウンドリ(半導体受託製造)事業への大規模な投資や、新製造プロセスの立ち上げコストが利益率を圧迫していると指摘している。
## ファウンドリ事業の新規顧客が焦点
Ad投資家の最大の関心事の一つは、インテルが強化を進めるファウンドリ事業の進捗だ。テスラとの提携など、新規顧客獲得の動きは見られるものの、さらなる大型契約が期待されている。
特に注目されるのは、4月にトランプ米大統領が言及したアップル向けプロセッサの製造契約の有無だ。この案件は両社から正式な発表がなされていないが、実現すればインテルのファウンドリ事業の信頼性を大きく高めることになる。
## 課題と今後の見通し
AI関連の需要は好調な一方、インテルはPC市場の需要低迷という課題にも直面している。株価は年初来で185%上昇しているものの、6月22日の高値からは25%以上下落しており、半導体株全体の調整の影響を受けている。
Bernsteinのアナリストは、「市場のセンチメントや語られるストーリーは好転しており、以前より会社に対して良い印象を抱いている」としながらも、「ファンダメンタルズ全体としては、依然としてやや厳しい状況にある」との見方を示しており、今回の決算が今後の株価の方向性を占う上で重要となる。