Story
イングラム・マイクロ株が時間外で下落、大株主プラチナムが1312万株の売り出し発表

Text size
Background
米IT製品卸大手イングラム・マイクロ(NYSE: INGM)の株価が、火曜日の時間外取引で3.8%下落した。大株主であるプラチナム・エクイティの関連会社が、同社普通株式1312万5000株の二次売り出しを開始すると発表したことが嫌気された。
売り出しの概要
発表によると、売り出しを行うのはプラチナム・エクイティの関連会社であるイングラム・ホールドコLLC。今回の取引は二次売り出しであり、イングラム・マイクロ自身は株式を発行せず、売却による資金も一切受け取らない。売却による純収入はすべて、売り手である株主(プラチナム・エクイティ)が受け取ることになる。
売り出される株式数は以下の通り。
- 主な売り出し株式数: 13,125,000株
- 引受業者の追加購入オプション: 最大1,968,750株
Ad今回の売り出しでは、ゴールドマン・サックスが単独で引受業者を務める。この手続きは、米国証券取引委員会(SEC)に提出された自動一括登録書に基づいて行われる。
自社株買いと市場への影響
大規模な株式の売り出しは、市場に出回る株式数が増加することから、株式の需給バランスが悪化するとの懸念(希薄化懸念)につながり、株価への下押し圧力となることが多い。今回の時間外での株価下落は、この懸念を反映したものとみられる。
一方でイングラム・マイクロは、この売り出しの一環として、引受業者から625,000株を買い戻す計画を承認したと発表した。この自社株買いは、既存の自社株買い戻しプログラムに基づき、手元資金で行われる予定。自社株買いは売り出しの完了と同時に行われる見込みで、市場への影響を一部相殺する狙いがあるとみられる。