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ハイパースケール・データ、ミシガン州AIキャンパスの資金調達にビットコインを活用

データセンター事業を手掛けるHyperscale Data, Inc. (NYSE American: GPUS)は、ミシガン州で計画中のAIデータセンターキャンパス建設の資金を調達するため、同社が保有するビットコイン資産を活用することを発表した。2026年7月30日に発表されたプレスリリースによると、同社はすでにビットコインを売却し、さらに残りの保有分を担保とした融資枠も設定している。
資金調達の概要
同社は今回の資金調達のため、2つのアプローチを組み合わせている。まず、約100ビットコインを売却し、その売却益をミシガン州のキャンパス開発に直接充当する。さらに、残りのビットコイン保有資産を担保として、変動金利型の信用枠を新たに設定した。金利は約4.5%から5.0%の範囲になる見込みだという。
ウィリアム・ホーン最高経営責任者(CEO)は、この戦略について「バランスシート上のある資産を別の資産にシフトさせるもの」と説明。株式発行による資金調達への依存度を下げることで、株主価値の希薄化を抑制する狙いがあると述べている。
AIキャンパス計画と収益見通し
今回調達された資金は、ネオクラウドAIインフラプロバイダーとの間で締結済みのマスターサービス契約に関連するプロジェクトに使用される。この契約は、AIコンピューティング能力に関するもので、以下の内容が含まれている。
Ad- 初期契約期間: 10年間(顧客による5年間の延長オプション2回付き)
- 初期スコープ: 約20メガワットのAI処理能力
- 期間満了時の予想収益: 12億ドル以上
さらに、顧客は最初の2年以内に追加で32メガワットの処理能力を確保するオプションを保有している。このオプションが行使され、契約が最大限延長された場合、契約総収益は30億ドルを超える可能性がある。
経営戦略と今後の展望
ミルトン・"トッド"・オールト3世執行会長は、同社がマイニング事業や財務管理を通じて蓄積したビットコイン資産が約7100万ドルに上ることを明らかにし、「財務的な柔軟性の重要な源泉」であると述べた。同社は今後も、市場環境や資本ニーズに応じて、ビットコインの保有、担保活用、選択的売却のバランスを評価しながら、相当量のビットコインを保有し続ける方針だ。
また、同社は2027年第2四半期に子会社のAult Capital Group, Inc.を売却し、その後はデータセンター事業とデジタル資産保有に事業を集中させる計画であることも明らかにしている。