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豪州、在来海鳥で初のH5N1鳥インフルエンザ感染を確認 農業部門への影響懸念

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Jul 12, 20261 min read
豪州、在来海鳥で初のH5N1鳥インフルエンザ感染を確認 農業部門への影響懸念
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オーストラリア政府は10日、国内の在来種の海鳥で初めて高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染が確認されたと発表した。これまで渡り鳥に限定されていた感染が在来種に広がったことで、ウイルスの国内定着と、経済的に重要な養鶏・農業部門への影響に対する懸念が高まっている。

在来種への感染拡大

ジュリー・コリンズ農相によると、感染が確認されたのは南オーストラリア州の沿岸の町ローブで発見されたオオアジサシ1羽。オーストラリアの国立科学機関による検査でウイルスが検出された。これはオーストラリア本土の在来海鳥における初の感染確認となる。

この発表により、オーストラリア国内で確認されたH5N1の陽性事例は合計12件となった。コリンズ氏は、この事態を「懸念すべき」としながらも想定内との見方を示し、現時点では家禽や他の動物への大規模な感染拡大の証拠はないと付け加えた。

市場への潜在的リスク

今回の発見は、ウイルスが渡り鳥のルートを越えて国内の生態系に広がり始めている可能性を示唆しており、投資家や関連業界にとって重要な意味を持つ。グリフィス大学の感染症生態学者、ハミッシュ・マッカラム氏は「非常に悪いニュースだ」と述べ、「今後さらに多くの事例が発生する始まりになる可能性が高い」と指摘した。

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ウイルスが養鶏場に侵入した場合、大規模な殺処分や輸出制限につながり、鶏肉や卵の価格高騰、関連企業の収益悪化など、サプライチェーン全体に深刻な経済的打撃を与えるリスクがある。市場関係者は、今後の感染拡大の監視状況を注視している。

背景

致死率の高いH5N1型ウイルスは2021年以降、世界中の野鳥や哺乳類の間で猛威を振るい、数百万の命を奪ってきた。オーストラリアは、南極大陸を除く最後の大陸として6月に本土での初感染が確認されたばかりだった。

それ以前の2025年後半には、オーストラリア本土から約4,100km離れた南極海近海のハード島でウイルスが検出されており、科学者らはこの島で約13,000頭のアザラシの子が死亡したと推定している。当局は哺乳類への感染も警戒しており、ニューサウスウェールズ州で発見されたオットセイの幼獣の死骸も検査されたが、結果は陰性だった。

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