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広州汽車、第一汽車との資本提携計画を好感し株価上昇

Summary
広州汽車集団の株価が15日に上昇。中央政府系の大手、中国第一汽車集団との資本提携に向けた基本合意書の締結が好感された。この動きは、中国政府が進める国有自動車メーカーの再編政策に沿ったものと見られている。
香港市場に上場する広州汽車集団(GAC)の株価が15日の取引で上昇した。同社が中央政府系の自動車大手、中国第一汽車集団(FAW)との大規模な資本提携を計画していることを明らかにし、買い材料とされた。Investing.comによると、同社株は一時2.6%高の2.38香港ドルを付けた。
提携計画の概要
広州汽車は、中国第一汽車が保有する自動車製造合弁会社の株式の一部を取得するため、基本合意書を締結したと発表した。買収資金は新株発行とそれに付随する資金調達によって賄われる予定。
この取引が完了すれば、第一汽車は広州汽車の第2位株主となり、戦略的な影響力を持つことになる。アナリストは、この提携を中国の自動車業界において、中央政府系の国有企業と地方政府系の国有企業との間で初となる大規模な資本提携だと指摘している。
市場の反応と政策的後押し
Adこの発表は市場で好意的に受け止められた。モルガン・スタンレーは広州汽車に対する「オーバーウエート」の投資判断と、目標株価2.7香港ドルを維持し、第一汽車との提携の可能性を「意義深い戦略的進展」と評価した。
この動きは、中国政府の産業政策とも合致している。9月中旬、中国の9つの中央省庁は共同で、国有自動車メーカー間の地域を越えた合併・買収や資源統合を明確に奨励する計画を発表しており、今回の提携はこの政策方針に沿ったものと言える。
全体相場は軟調
一方で、15日の香港株式市場は全体的に軟調だった。ハンセン指数は、投資家が厳しいマクロ経済環境を警戒する中で約0.4%下落した。原油価格の上昇によるインフレ懸念、米国10年債利回りの一時5%超え、さらに中国の8月の経済指標や米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を前にした慎重な姿勢が相場の重しとなった。