Story
B・ライリー、『GTA6』の予約販売は極めて好調と分析

Summary
米金融サービス会社B・ライリーの調査によると、テイクツー・インタラクティブの期待作『グランド・セフト・オートVI』の予約販売が力強い需要を示している。同社はテイクツー株に対する「買い」の投資判断を維持した。
米金融サービス会社B・ライリーは、テイクツー・インタラクティブの期待作『グランド・セフト・オートVI』(GTA VI)の予約販売が極めて好調であるとの調査結果を公表した。同社は調査結果を踏まえ、テイクツー株に対する「買い」の投資判断を維持している。
予約販売の動向調査
B・ライリーは6月25日から7月8日にかけて、ソニーのPlayStation StoreやマイクロソフトのXbox Live、Amazon、GameStopなど複数の主要なオンラインストアおよび小売店の販売動向を日々追跡した。
調査によると、『GTA VI』の予約は調査期間を通じてほぼすべてのプラットフォームでトップセラーとなり、力強い初期需要が示された。特に需要はPlayStation 5版に集中しており、B・ライリーはこれを現行世代のゲーム機販売台数でPS5がXbox Series X/Sを3対1以上の差で上回っているためと分析している。
また、デジタルストアでは価格が99.99ドルの「アルティメット・エディション」が最も人気を集めた。一方、Amazonなどの小売店では79.99ドルの通常版のみが提供されていた。
業績予測と投資判断
B・ライリーは今回の好調な予約状況を受けつつも、2027年度の『GTA VI』に関する業績予測を据え置いた。同社は発売後4ヶ月間で、以下の数値を予測している。
Ad- 販売本数: 3700万本
- ゲーム本編の純予約高(Net Bookings): 25億ドル
この予測は、平均販売価格を68ドルと想定した計算に基づいている。参考として、2013年9月に発売された前作『GTA V』は、発売後8ヶ月間で3300万本以上を売り上げている。
今後の注目点
テイクツー・インタラクティブは8月7日に2027年度第1四半期の決算発表を予定している。B・ライリーは、この場で同社経営陣から予約販売に関する公式なコメントが出される可能性があると見ており、投資家の注目が集まる。
B・ライリーによる同四半期の業績予想は、純予約高が13.5億ドル、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)が0.34ドル。これは、テイクツーが示すガイダンス(純予約高13.2億~13.7億ドル、EPS 0.25~0.35ドル)の範囲内となっている。