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金価格は横ばい、市場はジャクソンホールでのウォーシュFRB議長講演を注視

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Aug 27, 20261 min read
金価格は横ばい、市場はジャクソンホールでのウォーシュFRB議長講演を注視

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金価格は木曜日に安定して推移した。市場参加者は、今週後半に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長によるジャクソンホールでの講演を前に、様子見姿勢を強めている。

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金価格は木曜日、小幅な値動きに終始した。投資家は、今週金曜日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長による、注目度の高いジャクソンホールでの講演を前に、新たな手掛かりを待っている。

Investing.comによると、米国東部時間午前5時30分(日本時間午後6時30分)時点で、金現物は0.1%高の1オンス=$4,597.39ドル、金先物は0.1%安の1オンス=$4,649.64ドルで取引された。金価格は今週、週間で1%以上の上昇となる見込みだ。

市場の焦点はジャクソンホール会合へ

市場の最大の注目点は、ワイオミング州ジャクソンホールで開催される年次経済シンポジウムにおけるウォーシュ議長の講演に移っている。投資家は将来の金利の方向性に関するヒントを渇望しているが、ウォーシュ議長自身は、一部の歴代議長が行ったような詳細なフォワードガイダンス(将来の金融政策に関する指針)は提供しない意向をすでに示唆している。

金利見通しに加え、市場参加者は金融政策と国債市場の相互作用に関する議長の見解にも注目している。これは、米財務省が先週、債券市場の安定化を目的として長期債の買い戻しプログラムの規模を倍増させたことを受けた動きだ。

金利見通しとドルの動向

金価格が今週堅調に推移している背景には、FRBが9月の会合で利上げを見送る可能性があるとの期待感がある。エネルギー価格の上昇によるインフレ圧力に対し、FRBが利上げで対応することを見送るという観測が広がっている。

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しかし、FRBが重視するインフレ指標は依然として根強い価格圧力を示しており、市場では9月に利上げが見送られたとしても、今後数ヶ月以内に利上げが再開されるとの見方が根強い。「金利の長期高止まり」という見通しは、金利を生まない資産である金の魅力を損なう要因となる。金保有の機会費用が増大するためだ。

トレードネーションのシニア市場アナリスト、デービッド・モリソン氏は、金と米ドルとの間に「強い負の相関関係」が形成されていると指摘する。ドル高は、海外の買い手にとってドル建てで取引される金の割高感につながる。

財政政策と「通貨安ヘッジ」

一方で、高金利観測による金への下押し圧力は、米国の財政政策を巡る懸念によって一部相殺されている。ANZ銀行のアナリストは、財務省による債券買い戻し拡大とそれに伴う財政への懸念が、いわゆる「通貨安ヘッジ取引」を支えていると分析する。

これは、継続的な財政赤字や大規模な借り入れ、長期金利を抑制する政策がドルの購買力を損なうリスクに対し、投資家が金を買い入れる動きを指す。こうした要因が、8月を通じて金価格を下支えしている格好だ。

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