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金価格、4130ドル台を維持 中東情勢の緊迫化が利上げ懸念を相殺

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Jul 23, 20261 min read
金価格、4130ドル台を維持 中東情勢の緊迫化が利上げ懸念を相殺

Summary

金価格は1オンス4,130ドル超で堅調に推移。中東の地政学的リスクの高まりが安全資産としての需要を支える一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による金利引き上げの可能性が上値を抑える展開となっている。

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金価格は木曜日、中東情勢の緊迫化が安全資産としての魅力を高め、1オンス4,130ドルを超える水準で堅調に推移した。原油価格の上昇がインフレ懸念を再燃させ、米連邦準備制度理事会(FRB)が高金利を維持するとの観測が強まる中でも、買いが優勢となった。

東部標準時21時32分(グリニッジ標準時01時32分)時点で、金現物(XAU/USD)は0.1%高の1オンス4,132.07ドル、金先物(GC)は0.4%安の4,134.55ドルで取引された。

中東情勢とFRBの政策見通し

中東では米国とイランの対立が激化し、紅海を航行するタンカーへの攻撃が報じられるなど、地政学的リスクが再び市場の焦点となっている。イエメンのフーシ派が攻撃の犯行声明を出したことで、主要な原油輸送ルートの混乱への懸念が強まった。

これにより原油価格は数週間ぶりの高値圏で推移しており、インフレが根強く残る可能性が浮上している。これは来週に控えるFRBの金融政策決定会合を前に、政策の先行きを複雑化させる要因となる。通常、高金利は利息を生まない金の保有に伴う機会費用を増加させるため、金価格の重しとなる。

高金利環境下でも買い意欲は旺盛

ANZのアナリストによると、投資家は高金利が続く可能性にもかかわらず、金のポジションを再構築し続けており、最近の価格下落が「押し目買い」の好機と見なされていることを示唆している。

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同行は以下の点を指摘している。

  • 非商業(投機)筋のネット・ロング・ポジションは1月以来の高水準に達した。
  • 金価格に連動する上場投資信託(ETF)への資金流入が再び見られる。

これは、一部の投資家が割高感のある株式市場のリスクヘッジとして金を利用していることを示している。エネルギー価格の上昇が通常は金価格の圧迫要因となる中で見られるこの底堅さは、投資家の強い買い意欲を浮き彫りにしている。

市場の注目点と今後の見通し

市場参加者は、FRBが来週の会合で追加利上げに踏み切るかどうかで見方が分かれている。ウォーシュ議長からの明確な指針が乏しいことも、不確実性を高めている。

金価格は心理的な節目である4,000ドルを今週維持しており、目先は4,200ドル近辺の抵抗線を試す展開となるかどうかが注目される。その他の貴金属では、銀現物(XAG/USD)はほぼ横ばいの59.71ドル、プラチナ現物(XPT/USD)は0.5%高の1,652.58ドルだった。

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