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英FTSE100、原油高がインフレ鈍化を相殺し小幅安

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英国の主要株価指数であるFTSE100は、予想を下回るインフレ統計が好感されたものの、中東の地政学リスクを背景とした原油価格の急騰に相殺され、水曜日の取引で小幅に下落した。投資家は、金融緩和への期待とインフレ再燃の懸念を天秤にかけている。
原油高がインフレ鈍化の好材料を相殺
英国統計局(ONS)が発表した2026年6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.6%の上昇となり、市場予想の2.7%を下回った。この結果はイングランド銀行(BOE)による早期利下げ観測を強める材料となったが、市場の反応は限定的だった。
背景には、米国とイランの紛争激化による原油価格の高騰がある。北海ブレント原油先物は2.54%上昇し1バレル93.32ドルを記録。エネルギー価格の上昇は、インフレ圧力の再燃や企業コストの増加につながるため、株式市場にとっては重荷となる。
グリニッジ標準時午前7時16分(日本時間午後4時16分)時点で、FTSE100指数は0.08%安で推移。一方、ドイツのDAX指数は0.04%高、フランスのCAC40指数は0.06%安と、欧州市場はまちまちな動きとなっている。
Ad個別銘柄の動向
個別株では、決算や業績見通しを受けて明暗が分かれている。
- J D Wetherspoonと不動産開発のHenry Bootは、それぞれ売上不振や需要鈍化を理由に通期の利益見通しを引き下げ、株価が下落した。
- 一方、高級バッグメーカーのMulberryは第1四半期の収益が23%増加したと発表し、好感された。
- 食品メーカーのGreencoreは、第3四半期の利益が予想を上回り、通期見通しを引き上げた。