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FTSE100反落、米イラン衝突激化で原油価格が急騰

Summary
週明けのロンドン株式市場でFTSE100指数が下落。米国とイランの軍事衝突激化が原油価格を1カ月ぶりの高値に押し上げ、投資家のリスク回避姿勢を強めている。
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Background
週明けのロンドン株式市場では、英国の主要株価指数であるFTSE100が反落した。米国とイランの軍事衝突が9夜連続で続くなど中東の緊張が激化したことを受け、原油価格が急騰し、欧州市場全体でリスク回避の動きが広がった。
中東情勢の緊迫化が原油価格を直撃
米中央軍(CENTCOM)は、イランの軍事指揮所や防空施設などを標的とした空爆を9夜連続で実施したと発表。これに対しイランも報復を拡大しており、クウェート軍はイランのドローンを迎撃したと公表した。ホルムズ海峡における船舶航行への脅威が高まっている。
この地政学的リスクの高まりは、原油の供給懸念を再燃させた。国際的な指標である北海ブレント原油は一時2.35%上昇し、1バレル90.18ドルと1カ月以上ぶりの高値を付けた。米国産WTI原油も2%高の83.40ドルで取引されている。
欧州市場への影響
グリニッジ標準時午前7時26分時点で、FTSE100指数は0.61%安となった。エネルギーコストの上昇懸念が企業収益を圧迫するとの見方から、幅広い銘柄に売りが出ている。
Adこの動きは欧州の主要市場にも波及しており、ドイツのDAX指数は0.16%安、フランスのCAC40指数は0.05%安と、いずれも軟調な展開となっている。一方、安全資産とされる金先物は0.24%安の1オンス4,009.12ドルで推移している。
主な個別銘柄の動向
英国市場では、決算や企業ニュースに反応する動きも見られた。
- ライアンエアー(Ryanair): 燃料費の高騰と運賃の低下が響き、第1四半期の利益が34%減少したと発表し、株価が下落。
- セグロ(Segro): 米国の物流不動産大手プロロジスによる135億ポンドの改善された買収提案を、企業価値を過小評価しているとして拒否した。
- ビッグ・イエロー・グループ(Big Yellow Group): 新規出店と稼働率の改善により、第1四半期の収益が3%増加したと報告した。