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元バークレイズCEOスタンレー氏、エプスタイン氏との関係で米下院委員会で証言へ

Summary
バークレイズの元最高経営責任者(CEO)ジェス・スタンレー氏が、故ジェフリー・エプスタイン氏との関係を巡り、米下院の非公開公聴会で証言する。この動きは、金融界や政界の大物とエプスタイン氏との繋がりを調査する議会の広範な取り組みの一環である。
英金融大手バークレイズの元最高経営責任者(CEO)であるジェス・スタンレー氏が、性犯罪で有罪判決を受け死亡した投資家ジェフリー・エプスタイン氏との関係について、米下院の非公開公聴会で証言することが明らかになった。ロイター通信が報じたもので、この証言は政財界のエリートとエプスタイン氏との関係を調査する議会の広範な取り組みの一環として行われる。
議会証言の背景
スタンレー氏は、下院の監督・政府改革委員会で証言する予定。この委員会は、エプスタイン氏と彼の協力者であったギレーヌ・マクスウェル氏に関する調査を進めている。
スタンレー氏は2015年にバークレイズのCEOに就任したが、エプスタイン氏との関係について英国の金融規制当局に誤った説明をしたことが問題となり、2021年に辞任した。この問題は、金融機関の経営トップにおけるコンプライアンスと透明性の重要性を改めて浮き彫りにした。
規制当局との対立と過去の訴訟
英国の金融行為監督機構(FCA)は、スタンレー氏がエプスタイン氏との関係について規制当局を欺いたとして、2025年6月に同氏の金融業界からの追放を決定。スタンレー氏はこの決定に対する不服申し立てを行ったが、退けられた。
AdFCAの調査では、スタンレー氏とエプスタイン氏の間で交わされた1,000通を超える電子メールが証拠として挙げられた。その中でスタンレー氏は、二人の友情を「深遠」と表現し、エプスタイン氏を「家族」と呼んでいたとされる。スタンレー氏自身は、これらのメールについての記憶はないと述べており、エプスタイン氏の犯罪行為については知らなかったと一貫して主張している。
JPモルガン時代からの関係
スタンレー氏はバークレイズ入社以前、JPモルガン・チェースでプライベートバンク部門を率いており、エプスタイン氏はその顧客の一人だった。JPモルガンは、エプスタイン氏の性的人身売買を黙認したとして米領ヴァージン諸島から提訴されたが、不正行為を認めることなく和解している。
その後、JPモルガンはスタンレー氏を提訴したが、最終的には非公開の条件で和解に至った。スタンレー氏は現在も、エプスタイン氏との関係について株主を欺いたとしてロサンゼルスで株主代表訴訟に直面している。一連の法的手続きは、エプスタイン氏との関係が金融機関にもたらす法的・財務的リスクの大きさを物語っている。