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NZ乳業大手フォンテラ、需要軟化で生乳価格見通しの上限を引き下げ

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Jul 12, 20261 min read
NZ乳業大手フォンテラ、需要軟化で生乳価格見通しの上限を引き下げ
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ニュージーランドの乳業最大手フォンテラは月曜日、世界的な需要の軟化と堅調な供給を背景に、2026/27年度の生産者支払乳価(農家への生乳支払価格)見通しの上限を引き下げたと発表した。これにより、予測レンジは従来の8.00~11.00NZドルから8.00~10.50NZドル(乳固形分1キログラム当たり)に修正された。

見通し下方修正の背景

フォンテラは今回の修正理由について、需要が想定を下回る一方で、世界的な供給が堅調に推移していることを挙げた。同社によると、5月下旬に当初の予測を発表して以来、生産者支払乳価の算定基準となる国際乳製品取引(GDT)の価格は11%下落したという。

さらに、主要な乳製品輸出国からの生乳生産量が前年を上回っており、供給サイドからの価格下押し圧力が強まっている。この需要と供給の不均衡が、今回の見通し引き下げの直接的な要因となった。

新旧の予測と今後の見通し

2026/27年度の予測レンジは下方修正されたが、2025/26年度の予測は中間値9.70NZドルとなる9.60~9.80NZドル/kgMSで据え置かれた。同年度の予測は、昨年8月から今年5月にかけて4度の修正が行われている。

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今後の見通しについて、フォンテラはニュージーランド国内のシーズンは好調な滑り出しを見込んでいる。しかし、世界的な乳製品供給における不確定要素として、エルニーニョ現象の動向が「ワイルドカード」になる可能性があると指摘している。

市場への影響

生産者支払乳価は、フォンテラの収益性だけでなく、ニュージーランド経済の重要な柱である酪農家の収入に直接影響を与える。今回の見通し引き下げは、乳製品市場の軟調さが続いていることを示唆しており、農家の経営環境に影響を及ぼす可能性がある。

乳製品価格への継続的な下落圧力は、主要市場における消費者需要の弱さなど、より広範な世界経済の動向を反映している。市場関係者は、今後の世界的な需要回復のペースと供給動向を注視することになる。

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