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欧州ガス、5日続伸 ホルムズ海峡の封鎖で冬の供給懸念が深刻化

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Aug 18, 20261 min read
欧州ガス、5日続伸 ホルムズ海峡の封鎖で冬の供給懸念が深刻化

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欧州の天然ガス価格は5営業日続伸した。ペルシャ湾での軍事的緊張激化により、主要な輸送路であるホルムズ海峡のタンカー航行が停止し、冬場の深刻な供給不足への懸念が強まった。

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欧州の天然ガス価格は火曜日、5営業日続伸した。ペルシャ湾における軍事的緊張の急激な高まりを受け、ホルムズ海峡のタンカー航行が全面的に停止し、冬場の深刻な供給不足に対する懸念が市場で増幅したことが背景にある。

ホルムズ海峡の航行停止と地政学リスク

ロイター通信がイラン当局者の話として報じたところによると、イランは恒久的な和平交渉が決裂し、米国が一時的な停戦枠組みの延長を明確に否定したことを受け、完全な攻撃的軍事態勢に移行した。この動きは、地域の輸送妨害に対して厳格な海上封鎖や軍事行動も辞さないとする米国の警告に続くものだ。

この地政学的リスクの高まりを受け、エネルギー市場ではリスクプレミアムが再び織り込まれている。重要な輸送路であるホルムズ海峡の商業的な船舶交通は週末にかけて完全に停止し、欧州の輸入ターミナルに向かうカタール産の液化天然ガス(LNG)タンカーが足止めされる事態となっている。

記録的な低水準のガス在庫

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欧州のエネルギー安全保障が極めて脆弱なタイミングで、今回の輸送麻痺は発生した。ガス・インフラストラクチャー・ヨーロッパ(Gas Infrastructure Europe)のデータによると、欧州連合(EU)全域の地下ガス貯蔵施設の貯蔵率は60%強にとどまっており、8月中旬としては歴史的な低水準にある。

夏の持続的な熱波による冷房向け電力需要の増加と、LNG流入量の減少が重なり、季節的なガス貯蔵の進捗が大幅に遅れている。市場関係者は、LNGの物理的な流れが滞りなく再開されない限り、欧州は危険なほど薄い緩衝材で暖房シーズンに突入することになると懸念を強めている。この状況下で、欧州の電力会社は、冬の燃料確保を目指すアジアの買い手との間で、スポットLNG貨物を巡る激しい入札競争に直面している。

市場の反応

指標となるオランダのガス先物(TTF)期近物は1.8%上昇し、1メガワット時あたり62.8ユーロで取引された。同様に、英国の卸売ガス価格も1.2%上昇し、1サームあたり154.4ペンスを記録した。両指標とも5営業日連続の上昇となり、7月下旬以来の最長続伸記録となった。

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