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欧州石油株が上昇、米イランの軍事衝突でホルムズ海峡が再び封鎖

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週明け13日の欧州株式市場で、石油・ガス関連株が軒並み上昇した。週末に米国とイランの軍事的緊張が再び高まり、原油価格が急騰したことが買い材料となった。
地政学リスクの再燃と原油価格の急騰
週末にかけて米国とイランが互いに軍事攻撃を再開したことを受け、イランは主要な石油輸送路であるホルムズ海峡を再び封鎖したと発表した。この事態は、先月締結された暫定合意の先行きに不透明感をもたらしている。この合意は、60日間の追加協議を経て、この重要な水路を再開させることを目的としていた。
このニュースを受け、原油価格は急騰。日本時間13日午後5時25分(協定世界時午前8時25分)時点で、ブレント原油先物は2.9%高の1バレル=78.24ドル、米国産WTI原油先物は2.7%高の73.34ドルで取引された。
石油関連株が全面高
原油価格の上昇を追い風に、欧州の主要なエネルギー関連株で構成されるSTOXX Europe 600石油・ガス株指数は1.2%上昇し、欧州全体のSTOXX 600指数の中でも上昇率の高いセクターの一つとなった。
Ad個別銘柄の動向は以下の通り。
- BP: +2.3%
- シェル: +1.1%
- トタルエナジーズ、エニ、エクイノール: 1%~2.1%の上昇
- レプソル: 約2%高
- OMV: 約1%高
ホルムズ海峡の供給不安
ホルムズ海峡は、紛争が勃発するまで、世界の石油および液化天然ガス(LNG)の日量供給量の約5分の1が通過する戦略的に極めて重要な海上交通路である。船舶追跡会社ケプラー(Kpler)によると、12日の同海峡の通航船舶数はわずか6隻にとどまり、過去5週間で最低水準に落ち込んだ。海峡封鎖が世界のエネルギー供給に与える影響への懸念が、市場の強い反応を招いている。