Story

ユーロフィン、上半期オーガニック成長率が予想下回るも利益率は改善

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 23, 20261 min read
ユーロフィン、上半期オーガニック成長率が予想下回るも利益率は改善

Summary

臨床検査大手のユーロフィン・サイエンティフィックが発表した上半期決算は、オーガニック成長率が市場予想を下回った。バイオ医薬品事業の不振が響いたが、調整後EBITDAは予想を上回り、通期見通しは据え置かれた。

Text size
Background

臨床検査サービス大手のユーロフィン・サイエンティフィック(Eurofins Scientific)が発表した上半期決算は、オーガニック成長率が市場予想に届かなかった。バイオ医薬品事業や診断部門が逆風に直面したことが主な要因だが、利益率は市場予想を上回る改善を見せた。

上半期のオーガニック成長率、市場予想下回る

同社の上半期のオーガニック成長率は2.7%となり、市場の期待を下回った。第2四半期単独では約3%となり、コンセンサス予想の4.2%に届かなかった。

上半期の売上高は37億100万ユーロで、コンセンサス予想の37億300万ユーロとほぼ同水準だった。為替変動が2.9%のマイナス要因となり、総売上高の伸びは2.5%にとどまった。

バイオ医薬品事業の不振が響く

成長鈍化の背景には、バイオ医薬品セグメントの不振がある。同セグメントは第1四半期に1.1%の成長を記録したが、第2四半期には1.1%の減少に転じ、減速が鮮明になった。医薬品開発製造受託(CDMO)事業の活動も低調に推移した。

Sample IUX Markets – In-articleAd

地域別に見ると、北米の成長率は第2四半期に2.0%と低迷が続いた一方、欧州は第1四半期の1.6%から第2四半期には2.3%へとわずかに改善した。

利益率は改善、通期見通しは据え置き

売上成長が鈍化する一方、収益性は市場予想を上回った。上半期の調整後EBITDA(利払い・税・償却前利益)は8億7700万ユーロとなり、コンセンサス予想の8億4400万ユーロを4%上回った。調整後EBITDAマージンは23.7%に達し、前年同期比で130ベーシスポイント改善した。

同社は、通期業績見通しを据え置いた。引き続き1桁台半ばのオーガニック成長と、2025年度実績(22.5%)を上回る調整後EBITDAマージンの改善を目指すとしている。経営陣は、通期目標の達成は「一部の関連事業の回復ペースと、その他事業の縮小の終息次第」との見方を示した。

Back to latest news

LATEST