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イーライリリー株が上昇、アナリストの格上げと肥満症薬の好調なデータが好感

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Sep 15, 20261 min read
イーライリリー株が上昇、アナリストの格上げと肥満症薬の好調なデータが好感
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米製薬大手イーライリリー(LLY)の株価が15日の時間外取引で1.6%上昇し、1,155.96ドルに達した。大手証券会社による投資判断の引き上げと、同社が支配する肥満症治療薬市場での優位性を裏付ける新たなデータが重なり、通常取引を前に買いが集まった。

アナリストによる強気な見方

独証券会社ベレンベルグは、イーライリリーの投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。目標株価も従来の1,220ドルから1,400ドルへと大幅に引き上げ、約25%の上昇余地があると指摘した。

ベレンベルグは格上げの理由として、既存のGLP-1作動薬「ゼップバウンド」と「マンジャロ」による市場での確固たる地位に加え、近く糖尿病治療薬として承認が見込まれる経口GLP-1作動薬「Foundayo」が需要を喚起する重要な要因になるとの見方を示している。

経口肥満症薬の力強い滑り出し

今週月曜日に開催されたモルガン・スタンレー・グローバル・ヘルスケア・カンファレンスで、同社は複数の好意的な商業データを公表した。それによると、2026年4月に発売された経口肥満症治療薬「Foundayo」は、発売からわずか3ヶ月で米国の経口肥満症治療薬市場における新規患者の30%以上を獲得したという。これは、競合するノボノルディスク社の経口薬「ウゴービ」が先行して市場に投入されていたことを考えると、驚異的な立ち上がりと言える。

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さらに、同社の減量療法へのアクセスを月額50ドルの自己負担で提供する「メディケア・ブリッジ・プログラム」の登録者数が約60万人に達したことも明らかになり、同社製品の商業的な浸透が広がっていることを裏付けた。

市場への影響と背景

この日の市場全体は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に投資家が慎重な姿勢を強めており、S&P500が0.2%安となるなど、主要株価指数は軟調に推移している。そのような状況下で、イーライリリーの株価は逆行高となっている。

調査会社IQVIAのデータによると、肥満症治療薬市場におけるイーライリリーのシェアは60.9%に達し、競合のノボノルディスク(38.8%)を大きく引き離している。アナリストによる格上げ、新薬の急速な普及、そして公的保険プログラムの加入者増といった複数の好材料が、市場全体の地合いの悪さをものともせず同社株を押し上げる要因となっている。

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