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日米協調介入もドル底堅く、ポンド下落 米雇用統計に注目集まる

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Aug 5, 20261 min read
日米協調介入もドル底堅く、ポンド下落 米雇用統計に注目集まる
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日米両当局が異例の協調的な為替介入を正式に認めたにもかかわらず、外国為替市場では米ドルが底堅さを見せ、英ポンドが下落している。市場参加者は、介入の効果よりも米国の金融政策の行方に注目しており、今週発表される一連の米雇用統計が焦点となっている。

日米協調介入の効果は限定的

週明けの為替市場では、英ポンドが対ドルで下落し、GBP/USDは0.15%安の1.3462ドルで取引された。一方、EUR/USDは0.03%安の1.1526ドルと小幅な動きにとどまった。

市場関係者によると、日米両当局は円を支えるために協調的なドル売り介入を実施し、日本銀行は過去3日間で推定700億~800億ドル規模のドルを売却した。これほど大規模な介入にもかかわらずドル相場が大きく崩れなかったことは、一部のトレーダーにとって驚きであった。オランダの金融大手INGのグローバル市場責任者、クリス・ターナー氏は、介入や原油価格の下落を理由に「理論上、ドルは本日、全面安となるべきだった」と指摘している。

根強い米利上げ観測がドルを支持

ドルの底堅さの背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げへの期待が根強く残っていることがある。先週、ケビン・ウォルシュFRB議長の記者会見後、市場の9月利上げ織り込みは一時的に10ベーシスポイント(bp)未満に低下したが、その後タカ派的な見方が再燃し、16~17bpまで再上昇した。

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この観測を背景に、米30年国債利回りは5.20%超を維持している。市場の関心は、FRBの政策判断に影響を与える今週の米雇用関連指標に移っている。

  • 火曜日: JOLTS求人件数
  • 水曜日: ADP雇用統計
  • 金曜日: 非農業部門雇用者数(NFP)

NFPの市場予想は7.5万~8万人増となっており、INGのターナー氏は、この水準では「FRBの利上げの可能性を排除するには不十分だろう」との見方を示した。

ユーロの相対的な弱さ

ユーロ圏の堅調な経済指標や原油安、日本の大規模なドル売りといった好材料があるにもかかわらず、ユーロの上値は重い。INGは、その一因として、米財務省が外国為替安定化基金(ESF)を通じてユーロ売り・円買い(EUR/JPYの売り)を行った可能性を指摘している。これは「米国民に対してなぜドルを売るのか説明するのを避けるため」の動きである可能性があるという。ただし、その規模は世界の資金フローから見れば「大海の一滴」に過ぎないと付け加えた。

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