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ダイアナ・シッピング株が上昇、高料率の新規傭船契約を好感

Summary
乾貨物船を保有・運航するダイアナ・シッピングは、傘下のウルトラマックス船1隻について、従来より高い料率での新規定期傭船契約を締結したと発表。これを受けて同社株は月曜日に5.9%上昇しました。
乾貨物船を保有・運航するダイアナ・シッピング(NYSE: DSX)は、傘下のウルトラマックス船1隻に関する新規の定期傭船契約を発表し、これを受けて月曜日の同社株価は5.9%上昇しました。この契約は、同社の収益性向上への期待を市場に抱かせた形です。
契約の詳細
ダイアナ・シッピングは、Fednav International Ltd.との間で、ウルトラマックス級の乾貨物船「m/v DSI Pegasus」に関する定期傭船契約を締結したと発表しました。契約の主な内容は以下の通りです。
- 傭船料: 1日あたりグロス18,350ドル(第三者への5.00%の手数料を差し引く前)
- 傭船期間: 2026年7月27日から開始され、最短で2027年8月15日まで、最長で2027年10月15日まで
この契約により、最短傭船期間だけでも約695万ドルの総収益が見込まれます。同船は2015年建造の60,508DWT(載貨重量トン)の船舶です。
収益性の向上と市場の反応
Ad今回の新たな傭船料は、Cargill Ocean Transportationとの現行契約における1日あたりグロス14,250ドル(手数料4.75%)から大幅に引き上げられています。この料率改善は、乾貨物船市場の市況好転を示唆する可能性があり、同社のキャッシュフローに直接的な好影響を与えるものです。
投資家はこの収益性の向上を好感し、同社の株価は発表を受けて大きく上昇しました。安定した定期傭船契約は、海運市況の変動リスクをヘッジし、将来の収益の予見性を高めるため、一般的に株式市場で肯定的に評価されます。
ダイアナ・シッピングの船隊概要
現在、ダイアナ・シッピングの船隊は、ニューカッスルマックス4隻、ケープサイズ8隻、ポストパナマックス4隻、カムサマックス6隻、パナマックス5隻、ウルトラマックス9隻を含む合計36隻の乾貨物船で構成されています。納入前の2隻を除いた船隊全体の合計載貨重量は約410万トン、加重平均船齢は12.65年です。
同社はさらに、2027年下半期と2028年上半期に、メタノール二元燃料に対応した新造カムサマックス級乾貨物船2隻の引き渡しを受ける予定であり、船隊の近代化と環境規制への対応も進めています。