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デルタ航空株が急伸、ユナイテッドからの統合提案報道を受け

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Jul 27, 20261 min read
デルタ航空株が急伸、ユナイテッドからの統合提案報道を受け

Summary

デルタ航空の株価が27日の時間外取引で上昇。2025年にユナイテッド航空からの大規模な合併提案を独占禁止法上の懸念から拒否していたと報じられ、同社の戦略的価値が再評価された。

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デルタ航空(NYSE: DAL)の株価は、27日の時間外取引で2.9%上昇しました。これは、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた、2025年に同社がユナイテッド航空からの大規模な合併提案を拒否していたというニュースが材料視されたものです。

幻の巨大航空会社構想

WSJが日曜日の夕方に報じたところによると、ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOは2025年、デルタ航空のエド・バスティアンCEOに秘密裏に接触し、両社の合併を打診しました。この統合が実現すれば、時価総額1000億ドルに迫り、米国航空市場の約半分を占める世界最大の航空会社が誕生する可能性がありました。

しかし、デルタ航空は初期的なデューデリジェンス(資産査定)を行った結果、独占禁止法上の障壁が「ほぼ乗り越え不可能」であると判断し、この提案を断ったと関係者は述べています。報道によれば、カービーCEOはその後アメリカン航空にも同様の提案を行いましたが、こちらも拒否されており、大手航空会社間の大規模な再編に対する規制の厳しさを浮き彫りにしています。

市場への影響とデルタ航空の価値

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この合併提案のニュースは、デルタ航空の株式がすでにアナリストから高い評価を得ているタイミングで報じられました。同社は7月10日に好調な第2四半期決算を発表して以降、バーンスタイン、シティ、TDコーウェン、バークレイズ、ウェルズ・ファーゴなどが相次いで「買い」の評価と目標株価の引き上げを発表しています。

今回の報道は、デルタ航空が持つ比類のない規模、収益性、そして戦略的価値を市場に改めて認識させるきっかけとなりました。同社は通期の調整後EPS(1株当たり利益)見通しを再確認しており、旺盛な富裕層の旅行需要や好調なロイヤリティプログラム、貨物事業に支えられ、四半期収益は過去最高を記録するなど、ファンダメンタルズは依然として堅調です。

良好な市場環境も追い風に

この日はS&P 500が0.8%、ダウ工業株30種平均が1.0%上昇するなど、株式市場全体がリスクオンの地合いであったことも、デルタ株の上昇を後押ししました。過去の合併提案というサプライズニュース、堅調なファンダメンタルズとアナリストの高い評価、そして良好な市場環境という複数の要因が重なり、同社株価は押し上げられています。

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