Story

時間外取引:クーパーが弱気見通しで18%急落、エアロバイロンメントは好決算で上昇

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Sep 9, 20261 min read
時間外取引:クーパーが弱気見通しで18%急落、エアロバイロンメントは好決算で上昇
Text size
Background

医療機器メーカーのクーパー・カンパニーズ(COO)は、時間外取引で株価が18%急落した。同社が外科部門クーパーサージカルの売却を取りやめ、維持する決定を下したこと、さらに市場予想を下回る業績見通しを発表したことが嫌気された。

クーパー、事業売却中止と弱気見通しが重荷に

クーパーは2025年12月から続けていた戦略的見直しの結果、取締役会が満場一致でクーパーサージカル部門を維持することを決定したと発表。この発表と同時に、第4四半期および通期の弱気なガイダンスが示されたことが、投資家の失望を招いた。

  • 第4四半期EPS見通し: 1.05~1.09ドル(コンセンサス予想:1.19ドル)
  • 通期売上高見通し: 42億2900万~42億5200万ドル(コンセンサsス予想:43億1000万ドル)

なお、第3四半期決算は1株当たり利益(EPS)が1.15ドル、売上高が10億7000万ドルと、わずかに市場予想を上回ったが、将来への懸念がこれを完全に打ち消した形となった。

好決算も利益確定売りに押された銘柄

Sample IUX Markets – In-articleAd

好調な決算を発表したにもかかわらず、株価が下落する銘柄も見られた。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)は、第2四半期決算が売上・利益ともに予想を上回ったものの、株価は12%下落。好決算には関税の還付金による恩恵が含まれており、主力ブランドの粗利益率への懸念が根強く、利益確定売りに押された。

出張・経費管理ソフトのナバン(NAVN)も同様に、第2四半期決算が予想を上回り、通期見通しを引き上げたにもかかわらず、株価は11%下落した。最近の株価上昇を受けて、ハイテク株やビジネスソフトウエア株への評価圧力が広がる中で、投資家が利益を確定させる動きが優勢となった。

防衛関連と海運に明るい材料

一方、好材料に素直に反応した銘柄もあった。防衛関連企業のエアロバイロンメント(AVAV)は、第1四半期決算が市場予想を大幅に上回ったことを受け、株価は3%上昇した。調整後EPSは0.59ドルと、コンセンサス予想の0.29ドルを大きく上回った。同社は自律型の無人航空機システムなどへの国際的な需要が続いているとして、2027年度通期の売上高見通しを据え置いた。

海運エネルギー会社のトロ・コープ(TORO)は、液化石油ガス(LPG)運搬船団を「AI Okto Corp.」という独立した上場企業としてスピンオフ(分離・独立)する計画を発表し、株価は4%上昇した。この戦略的な分離により、LPG輸送事業への専門的な資本配分を可能にし、株主価値の向上を目指すとしている。

Back to latest news

LATEST