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中国稀土集団、盛和資源の買収を協議か 米MPマテリアルズ株も取得へ=関係筋

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Sep 18, 20261 min read
中国稀土集団、盛和資源の買収を協議か 米MPマテリアルズ株も取得へ=関係筋

Summary

関係筋によると、国有企業の中国稀土集団が、同業の盛和資源の買収に向け協議している。実現すれば、中国政府のレアアース(希土類)セクターへの管理が一段と強化され、米国防総省が出資する米MPマテリアルズの株式も間接的に取得することになる。

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国有企業の中国稀土集団が、レアアース(希土類)大手の盛和資源の買収に向け協議していることが、事情に詳しい複数の関係筋の話で明らかになった。この買収が実現すれば、中国政府による戦略物資セクターの統制がさらに強化されると同時に、米国のレアアース企業MPマテリアルズの株式を間接的に保有することになる。

買収協議の背景

関係筋によると、両社間の協議は今年初めから水面下で進められており、中国稀土集団は支配株の取得を目指しているという。買収がいつ発表・完了するかは不明。この案件は、中国政府が数十年にわたり進めてきたレアアース産業の国営企業への集約を完了させる動きとみられる。

盛和資源は、中国の主要なレアアース採掘・精錬企業の中で、民間資本が残る数少ない企業の一つ。買収が成功すれば、電気自動車(EV)や風力タービン、防衛産業に不可欠なレアアースに対する中国政府の管理が一層強まることになる。

地政学的リスクと市場への影響

今回の買収で特に注目されるのは、盛和資源が保有する海外資産の行方だ。同社は米国のレアアース企業MPマテリアルズの株式を3%保有している。MPマテリアルズは昨年、米国防総省から出資を受けており、同省が筆頭株主となっている。

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中国の巨大国有企業が、米国防総省と同じ株主名簿に名を連ねる可能性があり、米中間の地政学的な緊張を高める要因となりうる。MPマテリアルズはこれまで、盛和資源や中国政府が同社の経営に関与することはないと繰り返し表明している。また、盛和資源が昨年買収したオーストラリアのピーク・レアアースなど、他の海外資産がどうなるかは不明だと関係筋は述べている。

中国国内での意味合い

関係筋の一人によると、この買収は盛和資源にとっても、中国政府が管理する生産割当へのアクセスが改善されるという利点がある。中国政府はレアアースの採掘・製錬・分離に関する割当を国営企業に付与しており、この割当量は世界のレアアース供給を占う指標として市場から注視されている。

中国稀土集団は2021年に国営レアアース関連企業5社を再編して設立された、中国最大の重希土類元素の供給企業である。ロイターの取材に対し、中国稀土集団、盛和資源、および中国商務省はコメントを控えた。

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