Story
中国、習主席の訪米前に米国産大豆100万トン購入か=関係筋

Summary
複数の関係筋によると、中国は今週、習近平国家主席の訪米を前に、米国産大豆を約100万トン購入した模様。米中関係の緊張緩和に向けた動きとみられる。
Text size
Background
ロイター通信が4人のトレーダーの話として報じたところによると、中国は今週、米国産大豆を約100万トン(14〜15カーゴ相当)購入した。今月下旬に予定されている習近平国家主席のワシントン訪問を前にした動きとみられ、米中間の通商関係における重要なジェスチャーとなる可能性がある。
購入の詳細
関係筋によれば、今回の購入は中国の国家備蓄機関であるシノグレイン(中国儲備糧管理集団)が主体となって行われた。購入された大豆は、12月から2月にかけて米ガルフ湾のターミナルから船積みされる予定だという。
ロイター通信はシノグレインにコメントを求めたが、すぐには返答は得られなかったとしている。なお、米国農務省(USDA)は水曜日、中国向けに34万トン、仕向地不明分として10万トンの米国産大豆の成約を別途報告している。
Ad背景と市場への影響
この大規模な購入は、米中間の政治的な緊張を背景に行われた。ホワイトハウスは以前、中国が2028年まで年間2500万トンの米国産大豆を購入すると約束したと発表しており、今回の取引によってその達成に向けて大きく前進することになる。
世界最大の油糧種子輸入国である中国による大規模な買い付けは、大豆の国際価格を下支えする要因となる。市場参加者は、今後の米中首脳会談を前に、両国間の農産物貿易がさらに活発化するかどうかを注視している。