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原油価格が続伸、ブレントは100ドルに迫る 米・イラン間の緊張激化で

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Sep 9, 20261 min read
原油価格が続伸、ブレントは100ドルに迫る 米・イラン間の緊張激化で

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中東における米国とイランの軍事的対立が激化し、供給不安から原油価格が続伸している。北海ブレント原油先物は1バレル=100ドルの大台に迫り、市場の警戒感が高まっている。

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中東における米国とイランの軍事的緊張がエスカレートし、湾岸地域からの原油供給や輸送に深刻な支障が出るとの懸念が強まっている。これを受け、アジア時間の9日水曜日の取引で原油価格は続伸し、国際的な指標である北海ブレント原油は1バレル=100ドルの大台に迫った。

米イランの軍事衝突が激化

Investing.comが報じたところによると、今回の価格上昇の直接的な引き金は、米軍とイランによる一連の軍事行動だ。米軍は8日、イランによる米海軍艦艇へのミサイル攻撃を受け、イランの石油タンカー5隻を破壊したと発表。その後イランはヨルダンにある米国の関連施設にミサイルを発射した。

これに先立ち、イランが支援するフーシ派がサウジアラビア南部のエネルギー施設などを攻撃し、70人以上が負傷したと報じられている。サウジ当局は、ジャザン製油所を含むエネルギー施設で火災が発生したと認めているが、被害の全容は明らかになっていない。

市場への影響と今後の見通し

この事態を受け、日本時間9日午前、11月渡しのブレント原油先物は1.4%上昇し1バレル=$99.32、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物は1.5%上昇の$94.44を付けた。WTIは7営業日連続の上昇となる。

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市場が最も懸念しているのは、世界の石油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖リスクだ。すでに同海峡を通過する船舶の交通量は急減しており、イランは周辺に海上排他水域を設定する計画も示唆している。一部の産油国は代替ルートを利用しているが、これが価格の急騰をある程度抑制している側面もある。

ゴールドマン・サックスは、中東の船舶への攻撃が激化し、輸送の混乱が悪化した場合、原油価格は1バレル=$120まで上昇する可能性があると警告しており、地政学的リスクが価格の大きな押し上げ要因となっている。

インフレ懸念が再燃

原油価格の高騰は、世界的なインフレ懸念を再燃させる可能性がある。エネルギー価格の上昇は、輸送コストや製造コストを通じて広範な商品やサービスの価格に影響を与えるため、各国中央銀行の金融政策判断にも影響を及ぼすことが警戒される。

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