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バイオヘイブン株が急落、主力てんかん薬の臨床試験が一部中断

米バイオヘイブン・ファーマシューティカル(BHVN)の株価は10日の時間外取引で、同社の主力開発品であるてんかん治療薬候補「BHV-7000」に関する規制上の懸念から12.0%急落した。米食品医薬品局(FDA)が、同薬の臨床試験において新規患者の登録を一時的に中断するよう命じたことが背景にある。
FDAによる臨床試験の一部中断
Investing.comが報じたところによると、FDAは2026年9月4日付で、BHV-7000のてんかん治療に関する臨床試験について「一部臨床試験中断(partial clinical hold)」を指示した。これは、げっ歯類を用いた研究で検出された代謝物に関し、追加の非臨床試験を完了するまで新規の被験者への投薬を認めないというものだ。
ただし、この措置は新規患者の登録のみを対象としている。既に試験に組み入れられている600人以上の既存被験者への投薬は継続される。また、完全に被験者登録が完了している主要なピボタル試験(BHV7000-303)は、予定通り年後半にトップラインデータが発表される見通しだという。
Ad投資家の懸念と市場への影響
今回のFDAの決定は、開発段階にあるバイオヘイブンの企業価値の根幹をなすBHV-7000の開発スケジュールや承認取得への道筋に、重大な不確実性をもたらした。同社が同日、米証券取引委員会(SEC)に重要事象を報告するフォーム8-Kを提出したことも、詳細が不明な中で投資家の不安を増幅させた。
この日の株式市場は、S&P 500がほぼ横ばいで推移するなど、全体としては落ち着いた値動きとなっている。このことから、バイオヘイブン株の急落は市場全体やセクターの動向ではなく、同社固有の悪材料に起因するものであることが確認された。株価は52週高値の18.57ドルを大きく下回り、13.20ドル近辺まで値を下げている。