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BHP、第4四半期の鉄鉱石生産が回復 銅は生産減も価格が急騰

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資源世界最大手のBHPグループが第4四半期の生産報告を発表。天候不順から回復した鉄鉱石生産は年間で過去最高を記録した一方、銅生産は低迷したものの、銅価格の高騰が業績を支える形となった。
資源世界最大手のBHPグループ(ASX: BHP)が木曜日に発表した第4四半期(4-6月期)の生産報告によると、鉄鉱石の生産量が前期の天候不順による落ち込みから回復しました。一方、銅の生産量は低調だったものの、実現価格が大幅に上昇したことが明らかになりました。
鉄鉱石は回復、年間生産量は過去最高
BHPの報告によると、6月30日に終了した第4四半期の西オーストラリア州における鉄鉱石生産量(100%ベース)は、前期比7%増の7,480万トンに達しました。これは、サイクロン「ゼリア」の影響で3月期に生産が落ち込んだ反動によるものです。前年同期比では3%の減少となりました。
これにより、2026年6月期の通期生産量は2億9,120万トンと過去最高を記録し、会社予想(2億8,400万〜2億9,600万トン)の範囲内に着地しました。2027年6月期の生産量ガイダンスは2億8,600万〜2億9,800万トンとされています。
一方で、同社は新たな課題に直面しています。世界最大の鉄鉱石積出港であるポートヘッドランドにおいて、主要組合との交渉が不調に終わり、数百人規模の労働者がストライキに入る可能性が報じられており、今後の操業への影響が懸念されます。
Ad銅生産は低調も価格が高騰
銅の生産量は前期比3%増の49万1,900トンとなったものの、前年同期比では5%減少しました。これはチリおよび南オーストラリア州の事業における操業上の問題が影響したとされています。
2026年6月期の通期生産量は195万トンで会社予想の範囲内でしたが、2027年6月期のガイダンスは南オーストラリア州での予期せぬ障害を理由に165万〜180万トンへと引き下げられました。
しかし、生産量の低迷とは対照的に、銅の平均実現価格は1ポンド当たり6.53ドルと、前年同期比で47%もの大幅な上昇を記録しました。この価格高騰は、世界的な供給の逼迫に加え、人工知能(AI)関連のインフラ整備に伴う銅需要の急増への期待感が背景にあります。投資家にとっては、生産ガイダンスの引き下げは懸念材料ですが、価格上昇が収益にどれだけ貢献するかが焦点となります。