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バイエル、避妊具事業の株式売却でアポロから30億ユーロを調達

Summary
独製薬大手バイエルは、PE大手アポロから長期作用型可逆的避妊具(LARC)事業の非支配株式と引き換えに30億ユーロを調達する。この取引は、同社のバランスシート改善に向けた創造的なアプローチと見られている。
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ドイツの製薬大手バイエルは10日、プライベートエクイティ(PE)大手のアポロ・グローバル・マネジメントから30億ユーロの資本を調達することで合意したと発表した。この取引は、同社の長期作用型可逆的避妊具(LARC)事業の非支配株式をアポロに付与する形で行われる。
取引の概要
本契約に基づき、バイエルのLARC事業は独立した事業体に再編される。バイエルは新会社の事業運営および戦略に関する完全なコントロールを維持するが、具体的な出資比率などの詳細は開示されていない。
この事業の主要製品は、子宮内避妊システム「ミレーナ」シリーズであり、最長8年間の避妊効果を提供する。同製品群の2025年の売上高は13億7000万ユーロに達している。
Ad財務への影響と市場の見方
この取引について、ゴールドマン・サックスはバイエルにとって「財務的には概ね中立的な影響」との見方を示した。同行は、今回の合意がバイエル経営陣によるバランスシート改善に向けた「オープンかつ創造的なアプローチ」を浮き彫りにするものだと指摘している。
投資家にとってこの動きは、バイエルが事業ポートフォリオの価値を顕在化させ、財務基盤を強化するための新たな手法を模索していることを示唆している。事業の完全な支配権を維持しつつ外部資本を活用する今回のスキームは、今後の同社の戦略を占う上で注目される。