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アウディ、新型コンパクトEV「A2 e-tron」発表 欧州販売のてこ入れ狙う

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独フォルクスワーゲン傘下の高級車ブランド、アウディは7日、新型のコンパクト電気自動車(EV)「A2 e-tron」を発表しました。中国メーカーが手頃な価格帯のモデルで攻勢をかける欧州市場でのプレゼンスを高め、世界販売の回復を目指します。
新型「A2 e-tron」の概要
パリで公開された「A2 e-tron」は、ブランド史上最も効率的なモデルと位置づけられています。アウディによると、主な特徴は以下の通りです。
- 電力消費量: 100kmあたり12.8kWh
- 最大航続距離: 646km(401マイル)
- 生産拠点: 独インゴルシュタット工場
- 納車開始: 12月から
アウディのゲルノート・デルナーCEOはロイター通信に対し、「プレミアムとは単にパワーや資源の多さを意味するのではなく、資源をより賢く使うことを意味しなければならない」と述べ、効率性を重視する姿勢を強調しました。
販売不振と市場環境
Adアウディの世界販売台数は2年連続で減少しており、2026年上半期には7%減となりました。中国市場での熾烈な競争や米国の関税が需要を圧迫したことが背景にあります。
この新型車は、特に中国製EVがシェアを拡大している欧州のコンパクトカー市場での競争力強化を目的としています。デルナーCEOは中国勢との競争について、「我々は電動化において強力な立場にあると自負している」と自信を示しました。
生産体制の見直しも課題
今回の新型車投入は、親会社フォルクスワーゲンが進める構造改革の一環でもあります。同社は先週、関税問題、過剰生産能力、中国メーカーとの競争激化に対応するため、大規模な人員削減を承認しました。
一方、アウディのネッカーズルム工場(独南西部)では、2034年以降に新型モデルが割り当てられておらず、将来が不透明な状況です。デルナーCEOは同工場について、労働組合と協力して「工場を最適化する方策を見つける」と述べ、生産体制の見直しを示唆しました。