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アプライド・マテリアルズ株が時間外で急落、AI懸念と決算後の売りが重荷

半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズ(AMAT)の株価が月曜日の時間外取引で5.8%急落し、430ドルで取引されている。AI(人工知能)開発の安全性に対する懸念からハイテク業界幹部らが開発ペースの減速を求めたことを受け、市場がAI関連の取引を再評価する中で、半導体セクター全体が軟調な展開となっている。
好決算発表後も続く売り圧力
同社の株価は、8月中旬の2026年度第3四半期決算発表後から続く下落トレンドを拡大している。決算内容はアナリスト予想を上回る過去最高の業績であったにもかかわらず、発表直後から「材料出尽くし」の売りに見舞われ、その後の数週間もネガティブなモメンタムが続いている。
第3四半期の業績は客観的に見て好調だった。
- 売上高: 91.2億ドル(前年同期比25%増)で過去最高を記録
- 非GAAPベースの1株当たり利益(EPS): 3.50ドル(市場コンセンサス予想の3.40ドルを上回る)
さらに、会社側は第4四半期の売上高ガイダンスとして最大107.5億ドルという、アナリスト予想を大幅に上回る強気の見通しを示した。しかし、投資家は利益率拡大のペースや成長の持続性に関する懸念に焦点を当てた模様で、ファンダメンタルズが力強いにもかかわらず株価は下落した。
AdAI規制論がセクター全体を圧迫
月曜日の市場では、ハイテク株やグロース株が全般的に弱含んでおり、ナスダック総合指数も大幅に下落している。このマクロ的な逆風が、アプライド・マテリアルズのような高ベータの半導体製造装置銘柄への圧力を増幅させている。
同社の株価はすでに8月下旬からテクニカルな下落トレンドに入っており、現在の株価は52週高値から40%以上下落している。AIインフラ投資に支えられた好調なファンダメンタルズとは裏腹に、バリュエーションはピーク時から大幅に切り下がっている状況だ。
今後の見通し
決算発表後からくすぶるセンチメントの悪化、テクニカル面の弱さ、そしてリスクオフのマクロ環境という複合的な要因が、時間外取引での株価急落につながった。投資家の期待をリセットするような新たな個別材料がない中、短期的には下値を探る展開が続く可能性がある。一方で、AI関連の設備投資に牽引される半導体製造装置への長期的な需要見通しは、依然として底堅いとみられている。