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米決算本格化、アルファベットとインテルがAI相場の試金石に

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Jul 17, 20261 min read
米決算本格化、アルファベットとインテルがAI相場の試金石に

Summary

米国の第2四半期決算シーズンが本格化する中、市場の注目はアルファベットとインテルの決算に集まっている。両社のAI関連投資計画や業績見通しは、年初から市場を牽引してきたAI関連株の動向を左右する可能性がある。

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米国の第2四半期決算シーズンが本格化し、市場の牽引役であるAI(人工知能)関連銘柄の今後を占う上で重要な決算発表が相次ぐ。特に、今週発表を控えるアルファベットとインテルの業績は、AI投資の勢いが持続可能かどうかの試金石として投資家の注目を集めている。

AI投資の動向が最大の焦点

今週水曜日に決算を発表するグーグルの親会社アルファベットは、時価総額4.3兆ドルを誇る巨大企業であり、その動向は市場全体に大きな影響を与える。同社はデータセンターやAIインフラに巨額の投資を行う「ハイパースケーラー」であり、その設備投資計画は今年の株式市場を支えるAIブームの中核をなしてきた。

ヘニオン&ウォルシュ・アセット・マネジメントのケビン・マーン最高投資責任者は、アルファベットがAI関連の設備投資見通しを少しでも引き下げれば、「AIエコシステム全体に波及効果が広がる可能性がある」と指摘する。

半導体セクターへの高い期待

インテルやテキサス・インスツルメンツなど半導体企業の決算も、同様に重要視されている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は今年に入ってから約68%上昇しており、過熱感を指摘する声もある。

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個別の銘柄では、インテルの株価は年初来で160%以上、テキサス・インスツルメンツは68%と、驚異的な上昇を記録している。市場の期待値は非常に高く、先行して発表されたサムスン電子や台湾積体電路製造(TSMC)の好決算にも市場の反応は限定的だった。このことは、半導体セクターがポジティブサプライズを出すためのハードルがいかに高いかを示唆している。

企業業績とマクロ経済環境

LSEG IBESのデータによると、S&P 500種構成企業の第2四半期の利益は、前年同期比で25.7%増という大幅な伸びが見込まれている。この力強いファンダメンタルズが、S&P 500指数を年初来で10%押し上げる原動力となってきた。

今週はテスラのほか、アメリカン・エキスプレスなど80社以上のS&P 500企業が決算を発表する予定だ。一方で、投資家は中東の地政学的リスクや、7月末に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合も注視している。不透明なマクロ環境を乗り切る上で、好調な企業業績が市場の支えとなるかどうかが問われることになる。

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