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アルナイラム株が急落、通期見通しの大幅下方修正を嫌気

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Jul 30, 20261 min read
アルナイラム株が急落、通期見通しの大幅下方修正を嫌気

Summary

米バイオ医薬品大手アルナイラム・ファーマシューティカルズの株価が急落。第2四半期決算で売上高が予想を下回り、通期の売上高見通しを市場予想を大幅に下回る水準へ引き下げたことが嫌気された。

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米バイオ医薬品大手アルナイラム・ファーマシューティカルズ(NASDAQ: ALNY)の株価は、30日の時間外取引で25.7% 急落した。同日発表した2026年第2四半期決算において、売上高が市場予想に届かず、さらに通期の業績見通しを大幅に下方修正したことが投資家の失望を招いた。

第2四半期決算と通期見通し

同社が発表した第2四半期の売上高は12億9000万ドルとなり、アナリスト予想の13億2000万ドルを下回った。調整後1株当たり利益(EPS)は1.84ドルと、市場予想の1.60ドルを上回ったものの、投資家の注目は通期見通しに集まった。

アルナイラムは、2026年通期のTTR(トランスサイレチン型アミロイドーシス)治療薬の純製品売上高見通しを、従来の44億~47億ドルの範囲から42億~45億ドルの範囲へと引き下げた。この新たな見通しの中間値は、ウォール街のコンセンサス予想である約56億1000万ドルを劇的に下回る水準であり、これが株価の急落を招く最大の要因となった。

会社側の説明と市場の反応

イヴォンヌ・グリーンストリートCEOは、見通し引き下げの理由について、アムブトラ(Amvuttra)の発売に伴う初期の需要一巡後、ATTR-CM(トランスサイレチン型心アミロイドーシス)市場における二次治療患者数が正常化に向かっていることを挙げた。同氏は「ATTR-CM市場への参入初期段階で得た学びを反映させた」と述べ、フランチャイズの長期的な成長軌道には引き続き自信を示した。

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この発表を受け、同社の株価は前日終値の286.62ドルから212.95ドルへと急落。同日の米国市場ではS&P 500が0.7%上昇するなど主要株価指数が堅調に推移しており、アルナイラム株の売りはマクロ経済環境ではなく、同社固有の要因によるものであることが示された。

背景と今後の見通し

今回の決算発表以前から、アナリストの間では同社の成長ペースに対する懸念が広がっていた。JPモルガンやH.C. Wainwrightは、競争環境の激化などを理由に、ここ数カ月で相次いで目標株価を引き下げていた。

売上高の未達に加え、市場予想を数億ドル単位で下回る大幅なガイダンス下方修正は、同社のATTR-CMフランチャイズの長期的な成長率に対する疑問を投資家に抱かせた。パイプラインではフォン・ヴィレブランド病やダウン症関連アルツハイマー病を対象とした新薬開発が進展しているものの、当面は主力製品の売上動向が株価の重しとなりそうだ。

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