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アルモンティとルワンダ、米国の支援受けタングステン合弁事業を設立

Summary
カナダのアルモンティ・インダストリーズはルワンダ政府とタングステン開発の合弁事業を設立した。米国の経済協力枠組みが後押ししており、中国への依存低減を目指す重要鉱物サプライチェーン再編の一環とみられる。
トロントを拠点とするアルモンティ・インダストリーズは、ルワンダ政府とタングステンの開発および処理に関する合弁事業を設立する契約を締結したと発表した。この契約により、ルワンダ政府はこの重要鉱物プロジェクトの株式25%を取得する。
米国主導の枠組みが後押し
アルモンティ社によると、今回の提携は米国務省の仲介によるもので、「米・ルワンダ経済繁栄共有枠組み2025」に沿った動きだという。この枠組みは、重要鉱物分野への投資を支援するもの。
米国をはじめとする西側諸国は、重要鉱物のサプライチェーンにおける中国への依存を低減させる取り組みを強化している。今回の動きもその一環であり、米国はコンゴ民主共和国やルワンダなどアフリカ諸国との連携を深めている。また、2027年1月に発効する米国の新たな国防調達規則では、特定の軍事サプライチェーンで使用されるタングステンの供給源追跡が義務付けられることも、この事業の戦略的重要性を高めている。
合弁事業の概要
本契約の詳細は以下の通り。
Ad- ルワンダ政府は、ショロンギ・タングステン探査権と鉱物処理ライセンスを現物出資する見返りに、合弁会社アルモンティ・ルワンダ社の株式25%を取得する。
- アルモンティ・インダストリーズは残りの75%を保持する。
米国地質調査所(USGS)によると、ルワンダは世界のタングステン生産国トップ10に入る唯一のアフリカ諸国である。同国は鉱物処理能力と付加価値の向上を目指している。
今後の事業計画
アルモンティ社によれば、事業は段階的に進められる。当初は、小規模鉱山業者を含む既存のライセンス保有者から鉱石や選鉱くずを調達し、輸出またはアップグレードを行う計画だ。
将来的には、移動式の選鉱くず処理ユニットの活用や、32平方キロメートルに及ぶショロンギ探査権益地域の探査を進め、最終的には中央処理施設の建設を目指すとしている。これにより、ルワンダ国内での鉱物資源の付加価値向上が期待される。