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アクゾノーベル株が上昇、第2四半期決算が予想上回り通期見通しを上方修正

オランダの塗料・コーティングメーカー大手、アクゾノーベル(AKZO)の株価が22日の取引で上昇した。同日発表した第2四半期決算が市場予想を上回ったことに加え、通期の利益見通しを引き上げたことが投資家心理を押し上げた。
決算内容と上方修正
同社が発表した第2四半期(6月30日終了)の調整後EBITDA(利払い・税・償却前利益)は、前年同期比5%増の3億9,800万ユーロとなり、市場コンセンサス予想の3億9,200万ユーロを上回った。売上高は25億9,000万ユーロで、インドの液体塗料事業売却の影響もあり前年同期をわずかに下回ったが、ほぼ予想通りの着地となった。
この好調な結果を受け、アクゾノーベルは通期の調整後EBITDA見通しを少なくとも14億7,000万ユーロに引き上げた。これは、従来のアナリスト予想であった14億2,000万ユーロを大幅に上回る水準である。同社のグレッグ・プーギヨームCEOは、この業績を「価格規律の維持とコスト効率化」によるものだと説明した。
Ad市場の反応と今後の見通し
この発表を受けて同社株は一時1.3%上昇し、日中の高値は59ユーロを付けた。欧州の主要株価指数であるSTOXX 600やアムステルダムAEX指数が下落する中での逆行高となり、今回の株価上昇が市場全体ではなく同社固有の好材料によるものであることを示している。
ジェフリーズのアナリストは、投資判断を「ホールド」、目標株価を55ユーロで維持しつつも、第2四半期決算と第3四半期のEBITDA見通しが共にコンセンサスを約4%上回った点を「控えめながらも建設的な内容」と評価した。また、同社はアクサルタ・コーティング・システムズとの合併計画について、2026年末から2027年初頭の完了を目指して順調に進んでいることを確認しており、関連する株主投票は8月5日に予定されている。