Story

アコー、上半期は増収増益も通期成長見通しを下方修正

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 30, 20261 min read
アコー、上半期は増収増益も通期成長見通しを下方修正

Summary

仏ホテル大手アコーが発表した2026年上半期決算は、売上高とEBITDAが市場予想を上回ったものの、客室数の伸びが鈍化し、通期の純増率見通しを下方修正した。

Text size
Background

フランスのホテル大手アコー(Accor SA、EPA:AC)が発表した2026年上半期決算は、売上高が市場予想を上回るなど堅調な結果となった一方、通期の客室純増数(ネット・ユニット・グロース)の見通しを引き下げ、成長ペースの鈍化が示された。

市場予想を上回る上半期業績

2026年上半期の売上高は27億6,000万ユーロとなり、アナリスト予想の26億7,400万ユーロを上回った。EBITDA(利払い・税引き・減価償却・償却控除前利益)も5億6,300万ユーロに達し、市場コンセンサスの5億5,600万ユーロをわずかに上回る結果となった。

既存事業ベースでのEBITDA成長率は6.5%増だった。設備投資や税金の減少が寄与し、フリーキャッシュフローは前年同期の1億3,600万ユーロから1億9,400万ユーロへと増加した。

成長鈍化と通期見通しの修正

一方で、成長の勢いには陰りが見られる。第2四半期の販売可能客室数あたり売上(RevPAR)は前年同期比で0.2%減少し、0.5%増を見込んでいた市場予想を下回った。これは第1四半期の5.1%増から大幅な減速となる。客室稼働率が0.9パーセントポイント低下したことが影響した。

Sample IUX Markets – In-articleAd

この結果を受け、アコーは2026年通期の見通しを一部修正した。

  • 客室純増率(ネット・ユニット・グロース): 当初見通しの4%超から3.5%へと引き下げ。
  • RevPAR成長率: 2%から2.5%の範囲を見込む。
  • EBITDA: 12億6,000万〜12億8,500万ユーロ(前年比5%〜7%増)を予想。

株主還元策も発表

事業部門別に見ると、マネジメント&フランチャイズ部門のEBITDAは既存事業ベースで5.8%増の4億9,400万ユーロと堅調だった。一方で、オーナー向けサービス&デジタル部門は6.7%減、ホテル資産・その他部門は17.1%減と苦戦した。

決算発表と同時に、アコーは2億2,500万ユーロ規模の自社株買いプログラム第2弾の開始も発表した。

Back to latest news

LATEST