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アボット、2件のサイバー事案を調査中と発表 事業運営への影響は否定

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米医療機器大手アボット・ラボラトリーズは、2件のサイバーインシデントを調査していると公表した。同社は事業運営や業績への重大な影響はないとの見方を示している。
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米医療機器大手のアボット・ラボラトリーズは17日、同社が2件のサイバーインシデントを調査していることを明らかにした。事業運営に支障は出ておらず、業績への重大な影響も見込んでいないとしている。
2つのシステムで不正アクセスを確認
同社の発表によると、1件目はがん診断事業部門の社内システムの一部で不正アクセスが確認された。このシステムは旧Exact Sciences社のもので、アボット本体のシステムとは分離されているという。他の事業、拠点、システムへの影響は確認されていない。
もう1件は、中核的な臨床検査事業で使用されている外部ポータル「LabCentral」でハッカーによるアクセスがあったとされる事案。このポータルは第三者によってホストされており、主に取扱説明書や製品仕様書など、公開されている技術文書が保管されていた。
事業や顧客情報への影響は限定的
Adアボットは、いずれのインシデントにおいても事業運営への影響はないと強調している。LabCentralポータルに関しては、顧客や事業に関する機密情報や専有情報は含まれておらず、現時点で機密性の高い情報漏洩は確認されていないと説明した。
このため、同社は今回の事案による事業や業績への重大な影響はないと予想している。近年、ヘルスケア業界ではサイバー攻撃が増加傾向にあり、投資家の間では情報セキュリティ体制への関心が高まっている。
外部専門家と連携し調査継続
アボットは事態を収拾するための措置を講じるとともに、外部のサイバーセキュリティ専門家や法執行機関と連携していることを明らかにした。アクセスされた可能性のある情報の詳細については、現在も調査を継続している。