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小麦先物、黒海情勢の緊張緩和期待で下落

Summary
シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物は、黒海地域における紛争の緊張が緩和されるとの期待から下落した。ロシアとウクライナがエネルギーインフラを相互に攻撃しないことで合意したとの報道が材料視された。
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Background
月曜日のシカゴ商品取引所(CBOT)で小麦先物価格が下落した。黒海地域における紛争の緊張が緩和され、同地域からの穀物輸出の混乱が収束するとの期待が市場に広がったことが背景にある。
小麦先物、反落
CBOTの軟質赤色冬小麦12月限は、3.25セント安の1ブッシェルあたり7.22ドルで取引を終えた。取引時間中には一時7.10ドルまで下落し、8月26日以来の安値を付けた。
他の主要な小麦先物も同様に値を下げた。
- カンザスシティ商品取引所の硬質赤色冬小麦12月限:6セント安の1ブッシェルあたり7.925ドル
- ミネアポリス穀物取引所の春小麦12月限:8.75セント安の1ブッシェルあたり7.3625ドル
黒海情勢の緩和期待が背景に
Adこの日の小麦先物は、米国と欧州の市場で当初は上昇していたが、その後下落に転じた。トランプ前米大統領がソーシャルメディア上で、ウクライナとロシアが互いのエネルギーインフラを攻撃しないことで合意したと投稿したことがきっかけとなった。
この報道は、これまで供給不安から小麦価格を支えていた地政学的リスクが後退するとの見方につながり、売り圧力となった。一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが合意を実際に履行するかについては依然として懐疑的であると述べており、情勢の不透明感は残っている。
米国の輸出検査は予想通り
同日、米農務省(USDA)が発表した週間輸出検証高は、市場のセンチメントに大きな影響を与えなかった。先週の小麦輸出検証高は合計45万6,720トンとなり、市場予想(30万~50万トン)の範囲内に収まった。このため、市場の注目は主に黒海情勢の動向に集まった。