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米国株先物、イラン情勢とハイテク大手決算を前に横ばい

Summary
週明けの米国株価指数先物は、イランを巡る地政学的リスクの高まりと、今週発表される主要ハイテク企業の決算を前に、小動きで推移している。
週明けの米国株価指数先物は、イラン情勢の緊迫化がリスク回避姿勢を強める一方、今週本格化する大手ハイテク企業の決算発表を前に、ほぼ横ばいで推移している。先週はAI関連銘柄を中心に下落しており、市場は慎重なムードに包まれている。
イラン情勢の緊迫化と市場への影響
米中央軍がイランへの攻撃を継続し、トランプ大統領が米兵の死亡に対する報復を示唆するなど、中東の地政学的リスクが高まっている。これを受け、原油価格は月曜日に5週間ぶりの高値を記録。ホルムズ海峡の航行への懸念から、世界的な供給引き締まりへの警戒感が強まった。
原油高はインフレの粘着性を高める要因となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が将来的に追加利上げに踏み切るとの懸念につながる。FRBは来週の会合で金利を据え置くと広く予想されているが、インフレ率2%という目標達成への姿勢を崩しておらず、市場は今後の金融政策の方向性を注視している。
今週の注目はハイテク大手の決算発表
今週の市場の最大の焦点は、相次いで発表される大手ハイテク企業の第2四半期決算だ。特に水曜日に発表を控える電気自動車(EV)大手のテスラ(TSLA)と、グーグルの親会社であるアルファベット(GOOGL)に注目が集まる。
投資家が注目する主な発表は以下の通り。
Ad- テスラ: EV販売の回復を背景に、好調な業績が期待されている。
- アルファベット: AI分野への巨額の投資計画が焦点となる。先週、最新AIモデル「Gemini 3.5 Pro」の発表を延期したとの報道もあり、その動向が注視される。
その他、火曜日にはゼネラル・モーターズ(GM)、木曜日には半導体大手のインテル(INTC)など、多数の主要企業の決算が予定されている。
市場の背景
先週のウォール街は、AI関連の半導体銘柄の高いバリュエーションに対する疑念から同セクターが大きく売られ、主要指数は大幅に下落した。この流れを受け、週明けの先物市場は上値の重い展開となっている。
米国東部時間19時54分時点で、S&P 500種株価指数先物は7,482.50ポイント、ナスダック100指数先物は28,784.0ポイントでそれぞれほぼ横ばい。ダウ工業株30種平均先物も小動きとなっている。