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米株価指数先物、ネットフリックスの弱い見通しと半導体株続落で下落

Summary
米株価指数先物は、ネットフリックスが発表した期待外れの業績見通しと、半導体セクターの続落を受けて時間外取引で下落した。ハイテク株への売り圧力が市場の重しとなっている。
米国の主要株価指数先物は木曜夜の時間外取引で下落した。動画配信大手ネットフリックス(NFLX)が発表した期待外れの業績見通しが嫌気されたほか、半導体関連株への売りが続いたことがハイテク銘柄全体を圧迫した。
東部標準時午後9時51分(日本時間金曜午前10時51分)時点で、S&P500先物は0.5%安の7,537.0ポイント、ナスダック100先物は0.9%安の28,961.25ポイント、ダウ平均先物は0.5%安の52,518.0ポイントで取引されている。
ネットフリックスの弱い見通しが重しに
ネットフリックスは、第2四半期の好決算にもかかわらず、現四半期の売上高と利益の見通しがウォール街の予想を下回った。これを受け、同社株は時間外取引で9%近く急落した。
この動きは、人工知能(AI)ブームを背景としたハイテク株の高いバリュエーションに対する懸念が広がる中で、同セクターへのさらなる圧力となった。また、アルファベット(GOOGL)が最新AIモデル「Gemini 3.5 Pro」のリリースを延期したとの報道を受け、同社株が4.4%下落したこともハイテク株の重しとなった。
半導体セクターの売り続く
Ad木曜の通常取引で最も下落が目立ったのは半導体セクターで、フィラデルフィア半導体株指数は4.3%下落した。
半導体受託製造の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC、TSM)は、AI関連の旺盛な需要を背景に好調な第2四半期決算と通期売上高見通しの上方修正を発表した。しかし、同時に今年の設備投資額が大幅に増加する見通しを示したことで、AI関連投資の持続性に対する懸念が強まり、株価は2.3%下落した。インテル(INTC)は5.8%、エヌビディア(NVDA)も2.4%それぞれ値を下げた。
市場の背景と今後の展望
木曜の米国株式市場は、ハイテク株主導で主要3指数がそろって下落した。ナスダック総合指数は1.5%安、S&P500種指数は0.5%安、ダウ工業株30種平均は0.2%安で引けた。ダラス連銀のローガン総裁による「緩やかな」利上げを求めるタカ派的な発言や、イランとの地政学的緊張の高まりも市場心理を冷やした。
来週はアルファベット、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、メタ・プラットフォームズ(META)といった大手ハイテク企業の決算発表が予定されており、市場の注目が集まっている。