Story
米国天然ガス先物が反発、原油価格の高騰が波及

Summary
火曜日のNYMEXで米国天然ガス先物9月限が3.2%上昇し、2.78ドルで引けた。中東情勢の緊迫化による原油高が支援材料となったが、記録的な生産水準が上値を抑えた。
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Background
火曜日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国天然ガス先物が前日の下落から反発した。中東の地政学的リスクを背景とした原油価格の急騰が、エネルギー市場全体のセンチメントを押し上げた。
原油高がガス価格を支援
この日の天然ガス価格上昇の主な要因は、原油価格の高騰にある。ブレント原油先物が1バレルあたり91ドルを上回ったことで、エネルギー関連商品への買いが波及した。
原油高の背景には、イランを巡る地政学的緊張の高まりがある。イラン高官がホルムズ海峡の閉鎖継続を示唆したと報じられ、エネルギー供給への懸念が再燃した。天然ガスは独自の需給要因を持つものの、代替エネルギー源である原油の価格動向に影響を受ける傾向がある。
記録的な生産水準が上値を抑制
Ad一方で、天然ガス価格の上値は限定的との見方も根強い。米国内での記録的な生産水準が供給過剰感につながっており、価格の重しとなっている。さらに、需要が今後鈍化するとの予測も、上昇幅を抑える一因となった。
火曜日の取引で、天然ガス先物の中心限月である9月限は以下の通りとなった。
- 終値:100万英国熱量単位(MMBtu)あたり$2.78
- 前日比:+8.6セント(+3.2%)
この価格は、前日に記録した8月7日以来の安値水準からの回復を意味する。