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米国株式ファンド、ハイテク決算期待で3週間ぶり高水準の資金流入

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LSEGリッパーのデータによると、7月8日までの週において、米国の株式ファンドは過去3週間で最大となる249億7000万ドルの純流入を記録した。ハイテク企業の好決算への期待感と、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ懸念の後退が投資家心理を支えたとみられる。
ハイテク株への期待が流入を牽引
第2四半期の決算シーズンを前に、特にテクノロジーセクターの業績に対する楽観的な見方が資金流入を後押しした。LSEGのデータによれば、アナリストは米国の大型・中型ハイテク企業の1株当たり利益が前年同期比で平均40.8%増加すると予測している。
人工知能(AI)関連製品への強い需要を背景に、アナリストは過去1カ月間でテクノロジーセクターの今後12カ月の平均利益予想を4.2%引き上げている。このことが、同セクターへの資金流入を加速させた。
セクター別・時価総額別の資金動向
セクター別に見ると、テクノロジー・セクターのファンドが97億1000万ドルの純流入となり、6月16日以来の大きさとなった。その他、主な資金流入が見られたセクターは以下の通り。
Ad- 金融セクター: 10億4000万ドルの純流入
- 生活必需品セクター: 6億8300万ドルの純流入
時価総額別では、大型株ファンドに107億1000万ドル、小型株ファンドに18億7000万ドルの純流入があった。一方で、中型株ファンドからは6億9200万ドルの純流出が見られた。
債券ファンドにも資金が集中
同週には株式だけでなく、債券ファンドへの需要も急増した。流入額は168億2000万ドルに達し、LSEGの記録が遡れる2019年以降で最大となった。短期・中期の投資適格債ファンドなどが特に人気を集めた。
また、マネー・マーケット・ファンド(MMF)にも39億1000万ドルが流入し、2週連続の純増となった。これは市場の不確実性に備える動きと、投資機会を待つ待機資金の両方を示唆している可能性がある。