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USバンコープ、第2四半期は過去最高収益 BTIG買収と貸出増が寄与

Summary
米大手銀行USバンコープが発表した第2四半期決算は、堅調な貸出の伸びと投資銀行BTIGの買収効果により、純収益が過去最高を記録した。純利益も前年同期比で大幅に増加した。
米大手銀行USバンコープが16日に発表した第2四半期決算は、純収益が前年同期比10.1%増の77億1000万ドルとなり、四半期ベースで過去最高を記録した。堅調な貸出の伸びに加え、6月に買収を完了した投資銀行BTIGが収益を大きく押し上げた。
決算の詳細
決算報告によると、USバンコープに帰属する純利益は前年同期比20%増の21億8000万ドルに達した。収益の柱である純金利収入(NII)は、力強い貸出の伸びと固定資産の再評価を背景に、同7.7%増の43億6000万ドルとなった。
平均貸出残高は7.1%増加し、特に商業向け、クレジットカード、商業用不動産ローンが全体を牽引した。グンジャン・ケディア最高経営責任者(CEO)は、個人預金が3四半期連続で過去最高を記録し、クレジットクオリティも改善が続いていると述べた。
BTIG買収が収益を押し上げ
Ad手数料収入も好調で、全体では前年同期比13.2%増の33億7000万ドルとなった。特に、6月に最大10億ドルで買収を完了した投資銀行BTIGの効果が顕著に表れている。
この買収により、資本市場(キャピタルマーケッツ)部門の収益は62.5%増の5億1200万ドルへと急増した。社債引受手数料の増加や、顧客関連のデリバティブ取引の活発化も寄与した。この買収は、同行の資本市場ビジネスを強化する戦略の一環である。
市場への示唆
今回の決算は、USバンコープが金利収入と手数料収入の両輪で安定した成長を遂げていることを示している。投資家にとっては、BTIGの買収が早くも収益源の多様化と拡大に成功している点が注目される。本業である貸出事業の堅調さと、新たな成長エンジンである資本市場事業の急拡大は、同行の今後の業績見通しにとって好材料と受け止められるだろう。