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ウニカハ・バンコ、第2四半期決算が予想上回り2026年通期利益見通しを上方修正

Summary
スペインのウニカハ・バンコは、予想を上回る2026年第2四半期決算を受け、通期の純利益見通しを上方修正した。貸倒引当金費用の減少が好業績に寄与した。
スペインの銀行ウニカハ・バンコが発表した2026年第2四半期決算は、純利益がアナリスト予想を上回り、これを受けて2026年通期の利益見通しを上方修正した。貸倒引当金費用が想定より低く抑えられたことが主な要因となった。
予想を上回る第2四半期決算
同行が発表した第2四半期の純利益は2億100万ユーロとなり、アナリスト予想の1億8300万ユーロを10%上回った。税引前利益もコンセンサスを9%上回る水準だった。
収益は予想を2%上回った一方、純金利収入はコンセンサス通りで、前年同期比・前期比ともに2%の増加となった。欧州中央銀行(ECB)の利上げを背景に預金コストが2ベーシスポイント上昇し、顧客スプレッドは2ベーシスポイント縮小した。総費用は予想通りだったが、貸倒引当金費用は4100万ユーロと、コンセンサス予想の5500万ユーロを大幅に下回った。
2026年通期ガイダンスを上方修正
好調な決算を受け、ウニカハ・バンコは2026年通期の業績見通しを更新した。主な修正点は以下の通り。
Ad- 純利益: 従来の「2025年の水準を上回る」から「1桁台半ばの成長」に引き上げられた。
- 純金利収入: 「2025年の水準を上回る」から「1桁台前半から半ばの成長」へと上方修正された。
- リスクコスト: 「30ベーシスポイント未満」から「20~25ベーシスポイント」へと改善する見通し。
手数料収入の伸び(1桁台前半)とコストの伸び(1桁台半ば)に関する見通しは据え置かれた。また、株主還元方針である95%の配当性向も維持するとしている。
財務の健全性と市場への示唆
バランスシートを見ると、顧客向け融資は前期比で5%増加し、予想を3%上回った。一方で預金は前期比1%減少した。財務の健全性を示す重要な指標である完全適用後普通株式等Tier1(CET1)比率は15.8%に達し、市場予想を10ベーシスポイント上回った。
第2四半期の調整後有形株主資本利益率(RoTE)は12%だった。貸倒引当費用を抑制しつつ、資本基盤の厚みを示したことで、投資家心理にプラスに働くとみられる。上方修正されたガイダンスは、今後の金利環境に対する同行の自信を反映している。