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TSMC、AIブームで第2四半期純利益が過去最高更新の見通し

Summary
世界最大の半導体受託製造企業であるTSMCは、AIインフラ需要の急増を背景に、第2四半期の純利益が前年同期比59%増となり、5四半期連続で過去最高を更新する見通しだ。
世界最大の半導体受託製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)は、木曜日に発表予定の第2四半期決算で、純利益が5四半期連続で過去最高を更新する見通しだ。世界的なAI(人工知能)インフラへの旺盛な需要が業績を牽引している。
AI需要が追い風、過去最高益を更新へ
LSEGが18人のアナリストを対象に集計した「スマートエスティメート」によると、4-6月期の純利益は前年同期比59%増の6326億台湾ドル(約196億5000万米ドル)に達すると予測されている。これは、より精度の高い予測を重視する集計方法によるものだ。
この予測が実現すれば、同社にとって過去最高の四半期純利益となり、10四半期連続の増益となる。この好調の背景には、AIチップ向けの3ナノおよび2ナノメートルの先端プロセス技術や、先進的なチップパッケージング技術「CoWoS」への力強い需要がある。NVIDIAやAppleといった主要顧客からの受注が堅調に推移していることがうかがえる。
市場の注目は今後の見通し
Ad決算発表と同時に開催される電話会見では、第3四半期および通期の業績見通しが示されるため、市場の注目が集まっている。アナリストは、TSMCが通期の売上高成長率見通しを引き上げるかどうかに注目している。
また、AI需要の持続性に対する経営陣の自信を測る指標として、設備投資計画が上方修正されるかどうかも焦点となる。同社は4月の前回決算発表時に、2026年の設備投資額が従来の見通しである520億~560億ドルの上限になる可能性を示唆していた。
企業価値と株価も急伸
旺盛なAI需要を背景に、TSMCの企業価値はアジアで最も高い水準に達している。時価総額は約1兆9500億ドルに達し、韓国の競合サムスン電子のほぼ2倍に相当する。同社の台北上場株式は、今年に入ってから57.4%上昇しており、市場全体の動きと一致している。