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トランプ氏、ホルムズ海峡の管理権を主張 他国に費用負担を要求

ドナルド・トランプ米大統領は13日、米国が世界のエネルギー供給の動脈であるホルムズ海峡を管理し、その安全確保にかかる費用を他国から徴収すべきだとの見解を表明した。この発言は、米・イラン間の軍事的衝突が激化し、原油市場に供給不安が広がる中で行われた。
発言の詳細
トランプ大統領はFOXニュースの番組との電話インタビューで、「我々が海峡を維持し、おそらく運営することになるだろう。我々は海峡の保護者になる」と述べた。ロイター通信が報じた。
さらに、「その対価として費用を支払ってもらうべきだ」と強調。「我々が警備することで、多額の報酬を得ることになる。他の国々は非常に裕福であり、我々がこれを無償で行うことは期待できない」と付け加えた。
市場への影響と高まる緊張
この発言は、イランによるホルムズ海峡の実質的な封鎖と、週末にかけて米・イラン両軍がミサイルやドローンによる大規模な攻撃を応酬したことを受けてのものだ。世界の石油供給における重要な輸送路である同海峡の閉鎖は、原油価格を急騰させ、世界的なインフレ懸念を増大させている。
Adこれに対し、イランの革命防衛隊は13日に声明を発表。海峡における通常の航行を回復させる唯一の方法は、同水域への米軍の介入を終わらせることだとし、「介入が続けば、世界の石油・ガス部門でより大きな事件につながる可能性がある」と警告した。
交渉決裂の背景
先月には、海峡の再開と敵対行為の停止を目的とした米・イラン間の一時的な合意が結ばれたが、今回の事態悪化により、その実効性に疑問符がついている。トランプ大統領はイランとの合意について、「取引はあった。完了した取引だったが、彼らがそれを破った」と述べ、イラン側への不信感を露わにした。
大統領の強硬な姿勢は、地政学的リスクが当面継続することを示唆しており、投資家はエネルギー市場のボラティリティに引き続き注意を払う必要がある。