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トゥルーイスト、事業再編で55億ドルのオートローン債権を売却

米金融大手トゥルーイスト・フィナンシャルは15日、55億ドル(約8,250億円)規模のオートローン債権を売却することで合意したと発表した。これは、マイク・ライオンズ最高経営責任者(CEO)が主導する、収益性の低いノンコア事業からの撤退と事業再編の一環である。
オートローン事業からの撤退
ロイター通信によると、ノースカロライナ州シャーロットに本拠を置くトゥルーイストは、この売却により約52億ドルの純手取金を見込んでいる。今回の取引は、同行が「ニアプライム」層向けの自動車ローン事業から完全に撤退することを意味する。取引は年内に完了する予定だ。
この動きは、同行が第2四半期にボートやRV(レクリエーション・ビークル)向けローンを中止し、プライムおよびノン・プライム層向けオートローンを含む他の消費者向け融資の組成を縮小したことに続くものである。
収益性向上に向けた戦略的見直し
今回の売却は、同行が現在進めている広範な戦略的見直しの結果である。マイク・マグワイア最高財務責任者(CFO)は15日、バークレイズ主催の金融サービス会議で「今年初めに始まったこの評価には、多くの緊急性と集中度が加えられている」と述べ、見直しが加速していることを示唆した。
Ad同行は、今回のローン債権売却によって生じる資本を相殺するため、保有する証券ポートフォリオの再構築も同時に進めるとしている。これは、資本効率の最適化を図る動きとみられる。
市場の評価と今後の見通し
市場関係者は、トゥルーイストの事業再編を前向きに評価している。RBCのアナリスト、ジェラルド・キャシディ氏は、「ライオンズCEOが今後3年間でTFC(トゥルーイスト)をより力強い成長と収益性の軌道に乗せるため、さらなる事業売却が続く可能性が高い」と分析している。
投資家は、トゥルーイストが今後どのようなノンコア資産を売却し、中核事業の収益性向上に注力していくのか、その戦略の進捗を注視している。