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タワーセミコンダクター株が急騰、AIデータセンター向け新製品の量産開始を好感

半導体ファウンドリのタワーセミコンダクター(TSEM)の株価が、17日の時間外取引で7.0%急騰した。ファブレスパートナーのNewPhotonics社と共に、AIデータセンター向けフォトニック集積回路(PIC)の量産出荷を開始したと発表したことが好感された。
AIインフラ需要を捉える新製品
今回量産が開始された製品は、AIデータセンター内で需要が急増している、高帯域幅でエネルギー効率の高い光インターコネクト向けに設計されている。発表によると、このチップはタワー社独自のシリコンフォトニクスプラットフォーム「PH18DA」で製造される。
この製品は、以下の特徴を持つ。
- 800Gから1.6Tのデータレートをサポート
- 将来のロードマップでは6.4Tまで拡張を計画
- 次世代AIクラスターのアーキテクチャを直接のターゲットとしている
今回の発表は、タワー社のシリコンフォトニクス戦略が将来的な構想から、実際に収益を生み出す製品ラインへと移行したことを示す重要な商業的転換点として市場に評価されている。
Ad良好な市場環境とアナリスト評価
この好材料は、複数の追い風の中で発表された。Stifelは9月上旬に同社のカバレッジを「買い」で開始し、バンク・オブ・アメリカも以前から「買い」の投資判断と目標株価367ドルを付与しており、両社ともシリコンフォトニクス分野の成長性を指摘していた。
さらに、数日後にスペインのマラガで開催される欧州光通信国際会議(ECOC 2026)で、同社が関連技術を披露する予定であることも、投資家の関心を高めている。17日の米国市場がナスダック総合指数主導で上昇するリスクオン地合いであったことも、個別の好材料の効果を増幅させる要因となった。
堅調な業績が株価を後押し
タワー社は、2026年第2四半期に前年同期比24%の増収となる過去最高の業績を記録し、第3四半期についても同約31%増という記録的な成長を見込むなど、ファンダメンタルズも好調だ。AIインフラにおける同社の立ち位置を具体的に証明する今回の量産開始のニュースは、こうした堅調な業績と市場の好意的な見方が組み合わさり、株価の大幅な上昇につながった。