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シスコ株が時間外で下落、10億ドルの公募増資計画を嫌気

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食品卸売大手シスコ(SYY)の株価が、14日の時間外取引で急落した。同日、保留中であるJetro Restaurant Depotの買収資金を一部調達するため、10億ドル規模の普通株式公募を発表したことが嫌気された。
公募増資の詳細
シスコが公式プレスリリースで明らかにしたところによると、今回の増資はJetro買収資金の一部に充当される。引受業者には、追加で最大1億5000万ドル分の株式を購入できる30日間のオプションが付与されており、増資の総額は最大で11億5000万ドルに達する可能性がある。
この発表は、既存株主にとって大幅な株式価値の希薄化を意味するため、即座に売りを誘った。シスコ株は時間外取引で3.7%下落し80.49ドルを付け、当日の高値である84.64ドルから大きく値を下げた。
投資家の懸念材料
投資家心理を特に冷え込ませたのは、今回の公募がJetro買収の完了を条件としていない点だ。これは、最終的に買収が成立しなかった場合でも、株式の希薄化は実行されるリスクがあることを意味する。
Adこの大規模な株式発行は、短期的な1株当たり利益(EPS)の成長期待を損なうものと見なされている。すでに買収資金調達のために負債が増加している中での株式発行であり、財務への影響が懸念されている。
市場環境との比較
シスコ株の下落は、同社固有の要因によるものだ。同日の米国市場は、S&P 500種株価指数が0.1%、ダウ工業株30種平均が0.1%と、それぞれ小幅に上昇しており、市場全体やセクター全体の地合いの悪化を反映したものではない。
時間外の80.49ドルという株価は、前日終値の83.54ドルを大きく下回り、52週高値(91.85ドル)よりも52週安値(68.19ドル)に近い水準となっている。