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スイスクォート株が急騰、ゴールドマン・サックスが「買い」に格上げ

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スイスのオンライン銀行スイスクォートの株価が大幅に上昇した。ゴールドマン・サックスが、株価の出遅れを理由に投資判断を「買い」へ引き上げたことが好感された。
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スイスのオンライン銀行大手スイスクォート・グループ・ホールディング(SQN)の株価が29日の取引で5.3%急騰し、43.34スイスフランに達した。ゴールドマン・サックスが、バリュエーション(株価評価)の魅力を理由に同社の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことが直接の材料となった。
ゴールドマン・サックスの評価詳細
ゴールドマン・サックスのアナリスト、オリバー・カルザース氏は、スイスクォートの投資判断を「買い」に引き上げるとともに、目標株価を48.00スイスフランから50.00スイスフランに修正した。同行は6月にも目標株価を小幅に引き下げていたが、今回の方針転換に至った。
格上げの主な根拠はバリュエーションにある。同行の分析によると、過去12ヶ月間で欧州の同業他社(リテール投資プラットフォーム)の株価が平均約18%上昇したのに対し、スイスクォートの株価は約23%下落していた。この著しい出遅れが、魅力的な買い場を提供していると判断された。
Ad市場の懸念と今後の注目点
これまで投資家心理の重荷となっていたのが、暗号資産関連の収益だった。2025年にはグループ純収益の約12%を占めていたが、市場の低迷が懸念材料とされていた。しかし、ゴールドマン・サックスは、この逆風はすでに株価に織り込み済みとの見方を示している。
また、同社が2026年8月13日に2026年上半期決算を発表予定であることも、短期的な株価のカタリスト(材料)として投資家の関心を集めている。このアナリストによる高評価と、決算発表への期待感が重なり、株価は52週安値の36.20スイスフランから大きく反発した。